ときめきバスツアー西国三十三観音巡り

第5回目 第10番 三室戸寺

西国三十三観音巡り 第10番 三室戸寺 ( 2015-07-01 ) 開山は奈良時代まで遡る。宝亀 元 ( 770 ) 年、天智天皇の孫、白壁皇子 ( のちの 光仁天皇 ) が夢のお告げで観音の姿を見た。 使いをやったところ宇治山奥の 志津川の岩場から金銅の千手観世音が現れた。…

第5回 目、番外 華頂山 元慶寺

西国三十三観音巡り 第5回 西国番外・華頂山 元慶寺 ( 2015-07-01 ) 京都市の東部に位置する山科は美しい山に囲まれた小さな盆地。元慶寺は その西端、東山山麓の住宅街にある小さなお寺です。 西国巡礼を復活させた花山法皇が、出家得度したゆかりの寺とし…

第5回目 第11番 上醍醐寺

西国三十三観音巡り第十一番 上醍醐寺 ( 2015-07-01 ) 真言宗醍醐派の総本山、醍醐寺は貞観16 ( 874 ) 年に弘法大師の弟子、 理源大師・聖宝が創建した。山岳信仰の霊山であった笠取山 ( 醍醐山 ) に 登った聖宝は、白髪の老翁の姿で現れた地主神・横尾明神…

西国三十三観音巡り 第4回目 第八番 長谷寺

西国三十三観音巡り 第八番 長谷寺 ( 2015-06-10 ) 【 長谷寺縁起と伽藍 】 長谷寺は、山号を豊山と号し、朱鳥 ( あかみどり ) 元年 ( 686年 ) 道明上人が天武天皇のために「 銅板法華説相図 」を初瀬山西の岡に 安置したことにはじまり、のち神亀四年 ( 727…

西国三十三観音巡り 第4回目、第9番 興福寺 南円堂

西国三十三観音霊場・第九番 興福寺 南円堂 ( 2015-06-10 ) 【 興福寺歴史と縁起 】 南都七太寺の一つ興福寺は 天智八 ( 669 )年、藤原鎌足の 病気平癒を願い妻の鏡女王 ( かがみのおおきみ) が 山階寺 ( 京都市山科区 ) を 建立したのが始まり。和銅三 ( 71…

西国三十三観音巡り 第4回目 番外 法起院

西国三十三観音巡り 番外 法起院 ( 2015-06-10 ) 法起院は西国観音霊場の開基者といわれる徳道上人が開祖といわれる。 徳道上人は 斉明天皇 2 ( 656 ) 年、播磨の生れで、20歳の頃、道明上人の 弟子となり、のちに聖武天皇の命を受けて 後長谷寺という現在…

西国三十三観音巡り 第3回目 第7番 岡寺

西国三十三観音巡り 第七番 東光山 龍蓋寺 ・ 岡寺 ( 2015-05-20 ) 創建は今からおよそ1350年前草壁皇子の宮殿 岡宮を、わが国の法相宗の祖と いわれる義淵僧正が貰いうけ、寺に改めたことに始まると云われています。 ご本尊の如意輪観音菩薩坐像 ( 重要文化…

西国三十三観音巡り 第3回目 第6番 壺阪寺

西国三十三観音巡り 第六番 壺阪山 南法華寺 ( 壺阪寺 ) 2015-05-20 壷阪寺は南に桜の名所吉野山を控え北に万葉のふるさと大和三山奈良盆地を 一望におさめる壷阪の山に建つ。 大宝3年 ( 西暦 203 ) に元興寺の弁基上人がこの山で修行していたところ、愛用…

西国三十三観音巡り 2回目 第5番葛井寺

西国三十三観音巡り 第五番 紫雲山 葛井寺 ( 2015-04-22 ) 7世紀中頃、百済系度来人、葛井氏の氏寺が始まり、神亀2年 ( 725 ) 聖武天皇の勅願で大伽藍を建立、天皇の命で 行基上人が導師となり 現在の本尊、十一面千手千眼観世音菩薩の開眼法要を営んだと…

西国三十三観音巡り 第2回目 第4番 施福寺

西国三十三観音巡り 第四番 施福寺 ( 2015-04-22 ) 2 欽明天皇の勅願により行満上人が弥勒菩薩を安置したのが始まり。修験者の道場 として発展した。役行者小角が法華二十八品を写して葛城の峰々に分けて収めた ここ如法峰に最後の巻を収めたので、槇尾 ( …