西国三十三観音巡り 第八番 長谷寺 ( 2015-06-10 )
【 長谷寺縁起と伽藍 】 長谷寺は、山号を豊山と号し、朱鳥 ( あかみどり ) 元年
( 686年 ) 道明上人が天武天皇のために「 銅板法華説相図 」を初瀬山西の岡に
安置したことにはじまり、のち神亀四年 ( 727年 ) 、徳道上人が天武天皇の勅願に
よって ご本尊十一面観世音菩薩を東の岡にお祀りになりまた。徳道上人は観音
信仰に厚く、西國三十三所観音霊場を開かれた大徳として知られ、長谷寺はその
根本道場とも呼ばれるゆえんで長谷寺詣、長谷寺信仰は全国にひろがりました。
本堂。小初瀬山中腹の断崖絶壁に懸造り ( 舞台造 ) された南面の大殿堂である。
正面 ( 内陣 ) には桁行 ( 間口 ) の柱間九間、梁間 ( 奥行 ) 同五間、入母屋造
本瓦葺で、また礼堂 ( 外陣 ) は正堂よりやや低く、桁行九間、梁間四間、正面
入母屋造本瓦葺。
2011年 新四国曼荼羅所霊場参拝結願 高野山へ御礼参りの帰りに長谷寺へ。
⇒ 2011年5月22日、じいちゃんと 長谷寺へ参拝。
1時30分、とよもり駐車場に着き、長谷寺へ。 仁王門が見えてくる。
仁王門。 長谷寺の総門で、三間一戸入母屋造本瓦葺の楼門。両脇に仁王像、
楼上に釈迦三尊・十六羅漢像を安置。現在の建物は明治二十七年 ( 1894 ) の再建
登廊 ( のぼりろう )。平安時代 長慶三年 ( ) 春日大社の社氏中臣信清が子の
病気平癒の御礼に造ったもので、百八間、三九九段、上中下の三廊に分かれる。
下・中廊は明治二十七年 ( 1894 ) 再建。風雅な長谷型灯籠を吊るしている。
登廊右側に 道明上人御廟塔。 宗法蔵。春と秋に開扉、国宝等の公開を行う。
中廊と上廊の間 ( 角 ) に 蔵王堂。
長谷寺ご本尊 十一面観世音菩薩
神亀四年 ( 727 )、 徳道上人が観音霊場を建て霊木を刻んだ十一面観世音
立像を安置したことに始まるという、しかし長谷寺は幾度も焼けた。その度ごと
に再興されてきた。それは長谷寺式観音とよばれるように、錫杖を持つ姿で、
観音と地蔵菩薩合体の霊験像であるという伝承が全国津々浦々に及んだ、
火災の度に時の結集が本尊の造立をうながした。
現在のご本尊は天文七年 ( 1538 ) 東大寺仏性生院 実清良学と下御門仏所
一門の手による再興像で現存する十一面観世音のうち最大の遺品でもある。
かんのんみちより
本尊 御真言・・・・・おん まかきゃろにきゃ そわか
札所等・・・西国三十三観音霊場 第8番札所
名称・・・豊山 長谷寺 ( ふざん はせでら )
本尊・・・十一面観世音菩薩
宗派・・・真言宗豊山派
開基・・・徳道上人 ( 総本山 )
創建・・・朱鳥元年 ( 西暦 686 )
TEL・・・0744-47-7001
長谷寺 散華
本堂舞台より五重塔を・・・・・・今回は近くまで。
五重塔。
普門院 不動堂。 総受付 ( 休憩所 ) 秋葉権現をお祀りする。
長谷寺正面に下りる。これより門前通りを 西国 番外寺 徳道上人の 法起院へ。
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