第7回 西国三十三観音巡り 第十三番 石山寺

      西国三十三観音巡り第十三番 石光山 石山寺 ( 2015-09-16 )


   
石山寺縁起 ・・・東大寺大仏造立のための黄金不足を愁えた聖武天皇が、ここに
伽藍を建てて如意輪法を修すようにとの夢告を受けた、良弁僧正を開基とし本尊の
秘仏如意輪観音像を祀って開かれた寺院。石山寺奈良時代から観音霊地とされ、
平安時代観音信仰が盛んになると、朝廷や摂関貴族と結びついて高地位を占めると
ともに多く庶民の崇敬をも集めました。その後、源頼朝足利尊氏淀殿などの
後援を受けるとともに、西国三十三所音霊場としての地位を確立しました。
当寺は京都の清水寺奈良県長谷寺と並ぶ、日本でも有数の観音霊場であり、
西国三十三所観音霊場第13番札所となっている。また『蜻蛉日記』『更級日記
枕草子』などの文学作品にも登場し、『源氏物語』の作者紫式部石山寺参篭の
折に物語の着想を得たとする伝承がある。


  
  東大門( 重要文化財
参道入口の門。入母屋造、瓦葺きで、建久元年(1190年)の建立だが、本堂の
礼堂が建立されたのと同時期の近世初期に大幅な修理を受けている


   
仁王 ( 金剛力士 ) 像 ( 重要文化財 ) 鎌倉時代の仏師、運慶とその長男、湛慶の作


    
    東大門を入ると桜並木の参道沿いに美しい庭園の 「 拾翠園 」
    お茶席 一服 500円 お菓子付き。   


    
    「 公風園 」 白耳停。


    
    寶印大黒天山門 。


    
    

  
  拝観受付。左側が団体入口、右側は個人入り口。


  
  くぐり岩。
  池を渡って空洞になっている部分をくぐることができる。


  
  その先に手水舎。


        
        手水場。


  
  手と口を清めて。


        
        石段を上る。


  
  石段を上ると右側に、観音堂毘沙門堂、御影堂と続く。

  
  
  観音堂


  
  三十三観音


  
  毘沙門堂


  
  御影堂 ( 重要文化財 )。


  
  石山寺名称由来の硅灰岩 (天然記念物)。


  
  蓮如堂 ( 重要文化 )


  
  蓮如堂の横が、本堂上り口。


  
  本堂へ。


   
本堂の右隅に源氏の間と言う小さな部屋があります。   紫式部
ここに紫式部の人形が飾られています。これは紫式部がこの地で源氏物語
起筆したという伝承によるもの。


        

 
    


     本尊御真言・・・・・・・おん はんどめい しんたまに じんばら うん


札所等・・・西国三十三観音霊場 第十三番札所
名称・・・石光山 石山寺 ( せっこうざん いしやまてら )
本尊・・・如意輪観世音菩薩
宗派・・・東寺真言宗
開基・・・良弁僧正
創建・・・天平19 ( 747 ) 年
所在地・・・滋賀県大津市石山寺1-1-1
  石山寺 散華     TEL・・・077-537-0013


  


  


  
  順路に沿って。


  


    
  経蔵 ( 重要文化 ) 高床校倉造り、桃山時代後期の建立。
  経蔵の下に腰掛石があり、此の石に座ると安産すると言い伝えられている。


   
腰かけ石。座布団が敷かれています。     アラアラ座っているのは男性  ! !


  


        


 
 多宝塔 ( 国宝 )


    
    快慶作 大日如来座像 ( 重要文化財 )


  


        
        鐘楼 ( 重要文化財 )


  


  


  
  帰り道。  雨の降る中 思い思の場所で写生をしています。


  
  石山縄文しじみの塔。
バスの待つ駐車場へ、バスツアーは楽しいことがいっぱいあるのですが
時間の制約があり見たかった場所や写真は歩きながら撮るので駄目ですね。