西国三十三観音巡り 第三十一番 姨綺耶山 長命寺 ( 2015-10-08 )
第12代景行天皇の時代に、武内宿禰がこの地で柳の木に「寿命長遠諸願成就」
と彫り長寿を祈願した。このため宿禰は300歳の長命を保ったと伝えられる。
その後、聖徳太子がこの地に赴いた際、宿禰が祈願した際に彫った文字を発見
したという。これに感銘を受けてながめていると白髪の老人が現れ、その木で
仏像を彫りこの地に安置するよう告げた。太子は早速、十一面観音を彫りこの地に
安置した。太子は宿禰の長寿にあやかり、当寺を長命寺と名付けたと伝えられる。
その名の通り、参拝すると長生きすると言い伝えられている。
長命寺参道口。
長命寺山門。
本堂下に長命寺石標。
三重塔は重要文化財です。
本堂 ( 重要文化財 )
本堂外陣両サイドに金剛力士像。
本尊御真言・・・・・・・おん あろりきゃ そわか
札所等・・・西国三十三観音霊場 第三十一番札所
名称・・・姨綺耶山 長命寺( いきやさん ちょうめいじ )
本尊・・・千手十一面聖観世音菩薩 三尊一体
宗派・・・単立
開基・・・聖徳太子
創建・・・推古天皇27 ( 619 ) 年
所在地・・・滋賀県近江八幡市長命寺町157
長命寺 散華 TEL・・・0748-33-0031
当山開闢長寿大臣竹内宿彌大将軍足跡。六処権現影向石 ( 天地四方を照らす石 )
三仏堂内に釈迦・阿弥陀・薬師の三仏を安置。
9時20分、全員集合を待ち、次の札所 第三十二番 観音正寺へ。