平成27年度 研修旅行 其の4〜吉備津神社〜

          其の四 〜 吉備津神社 ( 2015-09-27 )


 
 室町時代前期の応永三十二年 ( 1425 ) に、三代将軍足利義満により
造営された比翼入母屋造 ( ひよくいりもやづくり ) の本殿は ここ吉備津神社
でしか見られない特殊なもので吉備津造りともよばれ、 本殿と神殿は国宝に
指定されている。総延長398mの回廊が見事な、もも太郎ゆかりの神社です。
本日最後の研修地、吉備津神社に着いたのが午後4時22分、比翼入母屋造の
本殿は残念ながら逆光線で本来の美しさを観る事はできませんでした。


  


     
     午後4時23分、入り口手水舎で手と口を清めて。


  
  上り口の注連縄。


  


  
  北随身門 ( 重要文化財 ) 室町時代、天文11年 ( 1542年 ) の再建。
  単層入母屋造檜皮葺。神社正面からの参道途中に建つ。


   
更に石段を上り 絵馬殿へ。           「 吉備津宮 」 扁額。


  
  拝殿。


         
         主祭神・・・大吉備津彦 ( おおきびつひこ ) 命。


  
  本殿と拝殿。


  


  


  


  
  南随神門から回廊へ。


      


   


   
回廊はまだまだ続きますが・・・・・ 。    途中回廊を右に曲がり御釜殿へ降りる。


   
   午後4時40分、陽が傾いてきました。


     
     残念、御釜殿の見学は午後3時迄でした。


  
御釜殿 ( 重要文化財 ) 江戸時代 慶長 11年 ( 1606年 ) の鉱山師・安原知種に
よる再建、単層入母屋造の平入で本瓦葺、南北に伸びた長方形で、北二間に
釜を置く。金曜日を除く毎日 特殊神事の 「 鳴釜神事 」が行われる。
鳴釜神事・・・吉備津彦伝説によれば釜の下に温羅の首があるといわれ、炊き
上げる釜の鳴る音で吉凶を占う。


   
御竈殿鳴動神事の由来。 ⇒ 拡大      鳴釜神事のご案内。  ⇒ 拡大 。


  


  
  そろそろバスの出発時間です、急いで駐車場へ。


  
午後4時50分、吉備津神社参拝で全ての研修を終え バスは一路 愛媛県へと。


  


  
  福山サービスエリアで休憩。


  
見上げると 十五夜のきれいな月が輝いていました ( 明日9月28日は満月、
スーパームーンがみえますね )
ちょっとハードな一日でしたが、とっても 楽しい研修旅行でした有り難うございました。