第8回 西国三十三観音巡り 第三十番巌金山 宝厳寺 

     西国三十三観音巡り 第三十番 巌金山 宝厳寺 ( 2015-10-08 )  


  


  
琵琶湖の北端近くに浮かぶ竹生島に位置する、周囲2km、面積 14m²、の小島で、

島の周囲は南東部にある船着き場を除いてほとんどが急な断崖になっている。

島には宝厳寺と都久夫須麻神社の他にはみやげ物店が数軒あるだけで、文字通り

信仰の島である。現在は宝厳寺と都久夫須麻神社という「寺」と「神社」に分かれる、

このように区別されるようになったのは、明治時代初期の神仏分離令以降のことで、

竹生島では平安時代から近世まで神仏習合の信仰が行われていた。

宝厳寺奈良時代聖武天皇の命により、僧・行基が開創。宝厳寺の寺伝によれば

神亀元年(724年)、行基竹生島を訪れ、弁才天を祀ったのが起源とされているが、

承平元年(931年)成立の『竹生島縁起』には、行基の来島は天平10年(738年)で、

小堂を建てて四天王を祀ったのが始まりという。同縁起によれば、天平勝宝5年(753年)、

近江国浅井郡大領の浅井直馬養(あざいのあたいうまかい)という人物が、千手観音を造立し

安置したとある。平安時代末期頃からは観音と弁才天信仰の島として栄えた。


       


       
       11時55分、彦根港に到着。


    
待ち時間に お昼をいただく。


       
    12時30分箱根港発、竹生島行き ( 所要時間 約40分 ) の船に乗船。


       
       甲板で景色を瀬戸内海より広〜い琵琶湖


       


  


    


 


  


  
  観音堂は現在修復工事中です。


  
  眼下に船着き場。


    
舟廊下。崖に寄りかかるような形で舞台造りになっています。


  
  竹生島龍神拝所 「 かわら投げ 」


           


  


  
  都久夫須麻神社本殿 ( 国宝 )
都久夫須麻神社本殿は豊国廟あるいは伏見城の日暮御殿を移築したものとされる。


  


  
  舟廊下。


     


  


   

   
      


    
 

      本尊御真言・・・・・・・・おん ばざら たらま きりく



札所等・・・西国三十三観音霊場 第三十番札所
名称・・・巌金山 宝厳寺( がんこんざん ほうごんじ ) 
本尊・・・千手千眼観世音菩薩 ( 観音堂 )
宗派・・・真言宗豊山派
開基・・・行基
創建・・・神亀元 ( 724 ) 年
所在地・・・滋賀県長浜市早崎町1664

   宝厳寺 散華      TEL・・・0749-63-4410


  


  
  唐門。
唐門は豊国廟(京都東山にあった豊臣秀吉の霊廟)の唐門(極楽門ともいい、元は
大坂城極楽橋の唐破風造部分であった可能性が指摘されている)を移築したもの。


   


          
          本堂 ( 弁財天堂 ) へ。


  


    
    西国三十三ヶ所観世音奉安殿。


    
    石造り五重塔 ( 重要文化財 )


    


    
    手水舎。


  
  本堂 ( 弁財天堂 )


  


   
本堂の両側に弁財天。


  


  
  お勤め。


    
    お願いダルマに願いをこめて。


   
   納経所。


  
不動明王像。「竹生島流棒術発祥の地」石碑。


          
          三重塔。


  
  宝物殿。


    


  


  
  約70分の滞在時間です港へ。


  
  竹生島発 2時20分の便で彦根港へ。


  


  
  3時、彦根港到着。