第13 回新春ウォーキング 

     大三島 入日の滝・台ダム・大山祇神社


   
今にも降ってきそうな空模様です。 前回 ( 11回目と、12回目 ) は都合がつかず
欠席したので 、今回の第13回 新新春ウォーキングは久し振りで みんなについて
歩けるだろうかと ちょっと不安もありましたが凄〜く楽しみにしていました。


   
午前9時、大西支所を出発 波方波止浜経由で、しまなみ海道 ( 今治北 IC ) へ。
   

   
   参加者 149名、各出発地点から7台の マイクロバスで大三島へ出発。


   



9時45分、道の駅 「 多々良しまなみ公園 」 到着。
( トイレ休憩・準備体操・コース別バス乗車 ) 等。
次々と高松からの大型バスが3台到着し一ヶ所しかないトイレは大混乱・・・・・



多々羅大橋 (たたらおおはし) は、広島県尾道市生口島愛媛県今治市大三島
繋ぐ道路橋。瀬戸内海の島々を結ぶ西瀬戸自動車道しまなみ海道」を構成する。



   
   準備体操。



10時15分、オーキングスターと地点へコース別にバスバス乗車。
          5km コース・・・台海岸よりスタート。
          3km コース・・・台ダム管理事務所前よりスタート。


   
   10時25分、台海岸へ到着。


   


   
   250km 先の チャボイ群生地へ。


   
 【 チャボイ群生地 】
チャボイ ( カヤツリグサ科 ) Eleocharis parvula
環境省絶滅危惧 ?類 ( V U )   愛媛県絶滅危惧 I B 類 ( E N )
塩生湿地に生育する植物で葉はなくて鞘だけがあり、茎の基部を包む。
マツバイによく似ていて、茎頂に1個の小穂をつける。茎は軟弱な糸状で
高さ 3〜5cm と小さく、秋に匐枝の先に小塊茎ができること、花柱の
基部は とくに膨らまないなどの特徴がある。もともと希少なのと干潟の
減少で全国でも極めて数が少なくなってきている。最近、根から金属を
吸収することがわかってきた。
                         大三島自然を守る会。


   
   この河川らしいのですが 知識不足でチャボイを確認できませんでした。


   
   次の地点、2 【 入日の滝 】 を目指します。


   


   


      


   


   


     


   


   
   滝山橋の手前で左に誘導。


   
   入日の滝入り口。


   
坂道は続きま〜す。                ここで ちょっと一服、喉を潤おす。


   
昔から島の人々に親しまれてきた滝山寺、今日もお掃除に来ていらっしゃいました。


   
   滝山寺を少し上ると。


         
         入日の滝。
鷲ヶ頭山の南麓、滝山側上流に位置する落差15mの滝。向って左が荒々しく流れる男滝、
右側がしなやかに流れる女滝。夕暮れ時には夕日の照り返しに染まり幻想的だそうです。


   
   本日は水量が少なく勇壮な姿を見る事が出来ず残念でした。


   
   滝山寺境内のお地蔵さま。


   


          
          滝山橋を渡って。


   
   台ダムへ向かいます。


   
   台ダム管理事務所前駐車場。( 5 km ゴール地点 )


   
3 【 うてな湖 ( 台ダム ) 】
流域面積 6.7 km、流路延長 3.7 km、の2級河川台本川に造られた多目的ダム。
大三島町上浦町・伯方町及び宮窪町の3島4町に対し、日平均 4,300 m³ の
水道用水を供給する。


   
   うてな湖。


   
   昼食・自由行動の後、大山祇神社へ出発。


   
   12時6分、道の駅 ( しまなみの駅御島 ) おみやげ屋さんの駐車場へ到着。


   
   おみやげ屋 ( ナガノ ) ご主人の案内で 大山祇神社へ。



12時8分、大山祇神社入り口 二の鳥居前。


         
         二の鳥居の扁額。 「 日本総鎮守 大山積大明神 」 


  


  
斎田(さいでん) 大山祇神社の鳥居を潜ってすぐ右手にあります。
御田植祭(旧暦5月5日)と抜穂祭(旧暦9月9日)は、この神田に於いて実施される。
五穀豊穣を祈願する御田植祭は、古くは貞治3年(1346)の記録が残る神事である。
毛槍や鉾を先頭にした供奉行列に守られた神輿三体が本殿から神社境内入口の
斎殿に渡御し、豊作祈願の神事のあと、一人相撲が奉納される。
そして島内の集落から選ばれた早乙女が、田男に先導されて斎田に入り、白衣の
装束に赤い欅をかけ、手甲脚絆姿で田植をします。


  
一人相撲[一人角力] 県指定無形文化財(昭和39年3月27日指定)
御田植祭(の前)と抜穂祭(の後)の際に行われる神事であり、大山祗神の神霊を慰め、
豊作の祈願と感謝をするものである。この相撲は神様へ供えるご馳走の意味を持つ。
この相撲は古くから伝わり、『三島文書大祝日誌』によれば、宝永4年(1707)5月5日
と9月9日に相撲を取らせたとあり、また上浦町瀬戸の向雲寺住職慈峯が、享保20年
(1735)に「端五(午)神事ノ節於宮浦邑ノ斎事有其内瀬戸ノ独リ相撲ト名乗ル儀式アリ」
と記録あり。 現在 市の職員さんが力士のお役を務められているそうです。



総門。



総門を入り広い境内へ。



知命 御手植の楠。
「天然記念物 乎知命(おちのみこと)御手植の楠 御島(大三島)に祖神大山積大神を
祭った乎知命の御手植楠(樹齢二六〇〇年)と伝えられ、古来、御神木として崇められ
ています。                    (御手植の楠 説明板よりより )


  
  手水舎。



神門。江戸時代の寛文元年(1661年)、松山藩主・松平定長の寄進。
 素木造で屋根は切妻造檜皮葺。


  



拝殿 (国の重要文化財) 本殿同様、室町時代の応永34年(1427年)再建、
慶長7年(1602年)大修理。素木造で屋根は切妻造檜皮葺。正面中央に一間の
向拝を設ける


  
  拝殿前にて参拝。


          
          北側出口の唐獅子。


  
  これより自由行動。右に曲がると奥の院・生樹の御門へ。


   
少し歩いて左折⇒ 奥の院・生樹の御門まで 30 m。


  
  みかん畑の向こうに 楠の巨樹が見えてきました。


  
生樹の御門(いききのごもん)は、愛媛県今治市大三島大山祇神社奥の院に生育
している楠の巨樹です。株立ちの総幹周は15.5mで、名称は根本の空洞それ自体が
奥の院への参道となっているため、生きている樹の門ということからこの名がある。
「生樹の門」は愛媛県の天然記念物に指定されています。


  
  御門をくぐり・・・・・


  


   
神宮寺・奥の院へ。


    
神宮寺・奥の院。木彫の阿弥陀如来三尊像が祀られています。四十八夜・
お念仏の行事中(47日間)はお堂が開けられてお接待がなされているそうです。
「四十八夜 お念仏 (2014年)3月5日(水)申し始め、3月29日(土)中向日、
4月6日(日)供養念仏、4月20日(日)結願、4月21日(月)御礼念仏」等念仏行事。


  


  
  記念撮影。


   


       
 帰り道思いがけず とっても美しい椿 ( 暖冬で早くから咲き始めた椿ですが
何故か今まで綺麗な椿を見る事が出来ませんでした ) を見つけました。


   
道端の お地蔵さま。


  
  駐車場へ。


  
お蔭様で ウォーキング中は雨に降られる事無く、午後1時クアハウス今治へ出発。