四国八十八ヶ所 第七十一番 弥谷寺 ( 2012-07-08 )

     四国八十八ヶ所 第七十一番 剣五山 千手院 弥谷寺


      
略縁起 標高382mの弥谷山南麓に所在する。聖武天皇の勅願により、
行基菩薩が堂宇を建立。当初は、中国、四国の八国が眺められたことにちなみ
蓮華山 八国寺と称したといわれています。
空海 ( 弘法大師 )は7〜13才の期間、当寺にある岩窟の師子窟出修行したという。
後に (大同2年 ( 807年 ) 唐より帰国した空海は当地を再び訪問し、蔵王権現
お告げにより、千手観音を安置し伽藍を再興し、
その時に 山号剣五山 千手院 寺名を 弥谷寺と改められました。


 
弥谷寺 表参道


   
    バイクでお参りなんですね。


 
 参道を少と上ると俳句茶屋が、
     ⇒ 2009年6月13日参拝の時は薄暗くて思わず廃墟かと・・・


   
    俳句茶屋


   
    ほのぼのとした俳句茶屋の明りを後に、仁王門へ。


   


 
 弥谷寺仁王門


   
金剛力士


    
    賽の河原


    
    石段は まだまだ続きます。


   


   
   やっと、6メートル巨大観音像の立つ横駐車場で、パーキングから
 入ったじいちゃんと合流。


       
         剛拳菩薩   ⇒お姿拡大


   
秋になると紅葉がきれいだろうなと思いながら赤い手摺の石段を・・・・・・・


    
 石段を上ると 大師堂入り口に出ます。大師堂の参拝は本堂のお参りの後にします。


   
多宝塔を左に見ながら ( 紅葉の季節はどんなに美しいでしょう脳裏にモミジを
赤く染めて)


 


   
    修行大師像


   
   修行大師像の後方に十王堂


   
鐘楼堂。     石段の途中左側に十王堂、右側に観音堂


   
   観音堂


   


   
求聞持窟。真っ暗の中へ 恐る々入ってみました。


  
   石段は まだまだ続きます。


 
 水場の洞窟。以前参拝の時と雰囲気が?・・・・・⇒2009年6月13日の洞窟前


   
    通夜堂。 通夜堂から更に石段が・・・・・・・


   
磨崖仏。本堂の手前の岩肌には、弘法大師が彫ったとされる釈迦三尊


   
    

 
 本堂


   
    本堂で参拝後、大師堂へ。


   
   登りは3度も休憩した じいちゃんでしたが、下りは楽々でした。


   
大師堂・納経所・奥の院師子の岩谷入り口。師子の岩谷 丸い小窓は( 明星之窓 )


 
大師堂


 
奥の院 師子の岩谷
師子が厄災・罪科を食いつぶすという信仰とともに、弘法大師がこの岩谷にて
7才〜12才頃 岩谷奥にある経藏を使い儒学や文学などを学ばれ、
夜は岩谷の窓 ( 明星の窓 )から見える星や月の光をつかい学問に励まれました。
唐より帰朝後、この岩谷で護摩を修し、寺宝の「金剛四天王五鈷鈴」 を納め
られたといわれている。岩谷内には、厄除大師像・玉寄御前像 ( 母君 )
佐伯善通像 ( 父君 )と緒仏が祀られています。


   


   


   


    

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 弥谷寺 御詠歌      ( 1991年4月3日 )      ( 2009年6月13日 )

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        本尊御真言・・・・・おん ばざら たらま きりく


  札所等・・・・・七ヶ所まいり〜七福神なで仏〜大黒天。
           国八十八ヶ所 第七十一番札所。
  名称・・・・・・剣五山 千手院 弥谷寺
  本尊・・・・・・千手観世音菩薩
  宗派・・・・・・真言宗善通寺派
  開基・・・・・・行基
  所在地・・・・・〒767-0031  香川県三豊市三野町大見70
  ☎・・・・・・・0875-72-3446


    


        
仁王門から納経所のある大師堂、さらに上の本堂までの540段の石段は・・・・・・・・・・流石、
足に負担が、大師堂前で「賓頭蘆尊者」の脛 ( すね ) をなでて自分の脛をなでてると
お坊さまが こちらに目をやり、微笑みながら前を通りすぎて行かれました。
また何時の日にか紅葉の季節にお参りが出来るとを楽しみに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

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