大宝寺縁起 大和朝廷の時代まで遡る。百済から 来朝した聖僧が 携えてきた
十一面観音を この山中に安置していました。
飛鳥時代になって 大宝元年のこと、安芸 ( 広島 ) から来た 明神右京・隼人と
いう兄弟の狩人が、菅草の中にあった 十一面観音像を見つけ 草庵を結んで、
この像を祀った。
ときの文武天皇 ( 在位697〜707 ) は この奏上を聞きさっそく勅命を出して
寺院を建立、元号にちなんで「大寶寺」と号し創建された。
弘法大師が この地を訪れたのは、およそ120年後で 弘仁13年 ( 822 ) 密教を
修法されて四国霊場の中札所と定められ、
これを機に天台宗だった宗派を真言宗に改めた。
地蔵堂。
大宝寺 仁王門
金剛力士像。 ⇒ 久万町指定文化財「金剛力士像」
本堂。 本尊 十一面観世音菩薩 ( 秘仏 )です。
⇒ 本尊 十一面観世音菩薩 ( 前仏 )
掘出観音堂。 御本尊 十一面観世音菩薩像。
大宝寺鐘楼
護摩堂。
⇒ 弘法大師像 ( 秘仏 ) 。
大宝寺 御詠歌 ( 1991年4月12日 ) ( 2009年5月31日 )
本尊御真言・・・・・ おん まか きゃろにきゃ そわか
札所等・・・・・四国八十八ヶ所 第四十四番札所
名称・・・・・・菅生山 大覚院 大宝寺
本尊・・・・・・十一面観世音菩薩
宗派・・・・・・真言宗豊山派
開基・・・・・・明神右京・隼人
所在地・・・・・愛媛県上浮穴郡久万高原町菅生2−1173−2
☎・・・・・・・0892−21−0044
本堂への石段上り口の右側にある小さな祠その横にある梯子を上ると石仏と銀杏の木