四国別格二十霊場 第二十番 大瀧寺・結願 ( 求聞持修法遺跡 )
大龍寺略縁起 奈良時代 神亀三年 行基が塩江より登山、阿讃山脈秀峰に
一宇を建立し阿弥陀三尊を安置されました。
平安時代の初期 延暦十年 ( 789 ) 弘法大師も「求聞持修法」をされ、
弘仁六年 ( 806 ) 弘法大師42才、2度目の登山の時に、現世の男女厄難消除、
万民安楽のために、西照大権現の尊像を安置し、法華経を一石ごとに書き、
男女厄流しの秘法を修される。又、天安二年 ( 858 ) 聖宝尊師 ( 理源大師 ) が
登山され 高野槙を 御手植えになり男女厄難厄流しの大護摩を修法。
その法が今に伝わり、厄流しの寺として知られています。
12時45分、八十八ヶ所結願所 大窪寺を後に、別格二十霊場結願所 大瀧寺へ。
カーナビは山深く道幅の狭い急カーブで遠回りの道を選ぶ。
⇒ 山の斜面に人家 でしょうか?
午後1時30分、やっと大瀧寺駐車所に着く。
最後の札所 鐘を撞こうと・・・使用不能 !! でした。こちらは 不動尊でしょうか。 ⇒ 拡大
本堂に柴灯護摩の写真が掛けてありました。
大師堂拝殿横納経所で 御住職に納経と四国別格二十霊場の結願証をいただきました。
本尊御真言・・・・・南無西照大権現
札所等・・・・・四国別格二十霊場結願所
名称・・・・・・福大山 大瀧寺
本尊・・・・・・西照大権現
宗派・・・・・・真言宗御室派
開基・・・・・・行基
所在地・・・・・〒779-3638 徳島県美馬市脇町西大谷
☎・・・・・・・0883-53-7910
午後1時58分、最後の札所 ( 四国八十八ヶ所・別格二十霊場・四国三十六不動霊場、
合わせて144ヶ寺 ) を後に徳島県脇町方面におりる。
2時27分、見上げると、参拝中何度か目にした風景です。2時28分、
脇町IC より高速に。
吉野川オアシスで休憩。運転で疲れたじいちゃんの肩たたきで〜す。
午後3時40分、吉野川オアシスをでる。
午後4時25分、伊予西条八堂山トンネルにさしかかる。
午後4時40分、今治湯ノ浦 IC に。年金暮らしの貧乏遍路の苦肉の策は、
せかせかと気忙しく高速を利用してのお参りでした。