別格 第七番 出石寺 ( 2012-05-04 )

   別格二十霊場 第七番 金山 出石寺 ( 大師雪中修行跡 )

 
出石寺略縁起・・・開創は養老二年 ( 718 ) 6月18日、旧宇和郷田中庄に住する
猟師作右衛門が、狩りに出て一匹の鹿を見つけ、その後を追うて山に登り、
まさに鹿を射殺そうとしたところ、突然全山振動して光明赫赫と輝き、鹿の姿はかき消え、
鹿の立っていた足元の岩が真二つに割れ、
千手観世音菩薩地蔵菩薩の像が地中から湧き出して金色の光を放った。
この奇跡を目撃してから、作右衛門は殺生を業とする生活をやめて仏道に入り、
自ら道教と名乗りこの仏像を本尊とし、出石寺命名した。
大師巡錫の砌、「三国無双の金山」なりと賛嘆され、後世この仏像が粗末に扱われ
冥罰を蒙ってはならぬと、石室に封鎖して秘仏とされ、護摩供を修法されたと言われています。

 
午前8時20分、別格第八番札所 永徳寺 ( 十夜ヶ橋 ) を後に、第七番金山 出石寺に、
標高812mの出石寺山頂には 帽子の様な雲がかかっています。肱川に架かる五郎橋を渡り、
県道240号線、更に県道245号へ、 途中の谷合に「こいりぼり」が泳いでいました。
山頂に近付くにつれ、 ⇒ 杉木立が霧にかすみ、  ⇒ 山道は視界3m程に
対向車が無い事を祈りつつ、午前9時10分、やっと出石寺駐車場に着く。
残念なことに 雲の中にすっぽりと入った感じあり。

    
仁王門石段前に「護摩ヶ岩」といわれる巨岩 神宿る石、イワクラ( 盤座 ) と呼れる祭祀貴跡
 
仁王門に続く石段。        ⇒ガイドブックの写真

 
仁王門。

      
仁王像。

 
仁王門からの眺め。

 
本堂。

    


    


 
四国三十三観音霊場第十八番札所。

       
                 寿楽観音立像。               

大師堂。

    
    大師堂内陣。

 
霧にけむる境内。

    
お手引きの鹿像。       お手引きの鹿 由来      その向こうに復興塔

 
護摩堂。

    
    護摩堂内陣。
 
納経を終え、振り返ると参道の向こうに、何故か、ほっとする風景が・・・・・・
うどんの暖簾が掛かっています。
食べたかったのですが、午前9時45分、お昼には まだ早すぎる時間です。

       
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  真言・・・・・・ オンバザラ タマラ キリク
  札所等・・・・・四国別格二十霊場 ( 第七番 )  四国三十三観音霊場 ( 第十八番 )
          西瀬戸三観音霊場  伊予十観音霊場  南予七福神 
  名称・・・・・・金山 出石寺 ( 大師雪中修行跡 )
  本尊・・・・・・千手観世音菩薩
  宗派・・・・・・真言宗御室派
  開山・・・・・・道教法師 ( 猟師作右衛門 )
  所在地・・・・・〒799-3462 愛媛県大洲市豊茂  宿泊施設有り ( 予約してください )
  ☎・・・・・・・0893-57-0011         FAX ・・・・・0893-57-0012

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