出石寺略縁起・・・開創は養老二年 ( 718 ) 6月18日、旧宇和郷田中庄に住する
猟師作右衛門が、狩りに出て一匹の鹿を見つけ、その後を追うて山に登り、
まさに鹿を射殺そうとしたところ、突然全山振動して光明赫赫と輝き、鹿の姿はかき消え、
鹿の立っていた足元の岩が真二つに割れ、
千手観世音菩薩・地蔵菩薩の像が地中から湧き出して金色の光を放った。
この奇跡を目撃してから、作右衛門は殺生を業とする生活をやめて仏道に入り、
自ら道教と名乗りこの仏像を本尊とし、出石寺と命名した。
大師巡錫の砌、「三国無双の金山」なりと賛嘆され、後世この仏像が粗末に扱われ
冥罰を蒙ってはならぬと、石室に封鎖して秘仏とされ、護摩供を修法されたと言われています。
午前8時20分、別格第八番札所 永徳寺 ( 十夜ヶ橋 ) を後に、第七番金山 出石寺に、
標高812mの出石寺山頂には 帽子の様な雲がかかっています。肱川に架かる五郎橋を渡り、
県道240号線、更に県道245号へ、 途中の谷合に「こいりぼり」が泳いでいました。
山頂に近付くにつれ、 ⇒ 杉木立が霧にかすみ、 ⇒ 山道は視界3m程に、
対向車が無い事を祈りつつ、午前9時10分、やっと出石寺駐車場に着く。
残念なことに 雲の中にすっぽりと入った感じあり。
仁王門石段前に「護摩ヶ岩」といわれる巨岩 神宿る石、イワクラ( 盤座 ) と呼れる祭祀貴跡
仁王門に続く石段。 ⇒ガイドブックの写真は
寿楽観音立像。
大師堂。
護摩堂。
護摩堂内陣。
納経を終え、振り返ると参道の向こうに、何故か、ほっとする風景が・・・・・・
⇒ うどんの暖簾が掛かっています。
食べたかったのですが、午前9時45分、お昼には まだ早すぎる時間です。
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真言・・・・・・ オンバザラ タマラ キリク
札所等・・・・・四国別格二十霊場 ( 第七番 ) 四国三十三観音霊場 ( 第十八番 )
西瀬戸三観音霊場 伊予十観音霊場 南予七福神
名称・・・・・・金山 出石寺 ( 大師雪中修行跡 )
本尊・・・・・・千手観世音菩薩
宗派・・・・・・真言宗御室派
開山・・・・・・道教法師 ( 猟師作右衛門 )
所在地・・・・・〒799-3462 愛媛県大洲市豊茂 宿泊施設有り ( 予約してください )
☎・・・・・・・0893-57-0011 FAX ・・・・・0893-57-0012
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