甲山寺縁起 弘法大師が壮年の頃、善通寺と曼荼羅寺の間に伽藍建立の聖地を
探していた時、この山麓の岩窟から一人の翁か現れ「この地に堂宇を建立せよ」と
お告げがあり、 大師は毘沙門天像を刻んで岩窟の中へ安置しました。
その後弘仁12年 ( 821 ) 嵯峨天皇 ( 在位 808〜823 ) から満濃池 ( まんのういけ )
の修築を下命され、大師はこの寺で工事完成祈願の秘法を納め薬師如来を刻んで
安置しました。手に負えなかった難工事も僅か3ヶ月で完成しました。
大師は薬師如来の加護によるものとして下腸金の一部で堂塔を建立し、
その薬師如来を本尊として安置し、山号を「医王山」山の形が毘沙門天の甲に
似ていることから「甲山寺」と号し七十四番札所に定められました。
甲山寺門。
甲山寺山門。
境内。左から洞窟の毘沙門天・大師堂・本堂・納経所と雛壇の様に横一列に
並んでいます。
毘沙門天堂。
甲山寺 御詠歌 ( 1991年4月4日 ) ( 2009年6月13日 )
本尊御真言・・・・・・おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
札所等・・・・七ヶ所まいり〜七福神なで仏〜 ( 毘沙門天 )
四国八十八ヶ所 第七十四番札所
名称・・・・・医王山 多宝院 甲山寺
本尊・・・・・薬師如来
宗派・・・・・真言宗善通寺派
開基・・・・・弘法大師
所在地・・・・〒765-0071 香川県善通寺市弘田町1765-1
☎・・・・・・0877-63-0074
午後1時30分、次の札所への途中 昼食にうどんのオハラさんで
⇒ 美味しいセルフうどん をいただく。