善通寺縁起 唐より帰朝された弘法大師は先祖の氏寺を建てようと御父の
寄進した四丁四方の地に、かつて修行された師である恵果和尚の住した
長安・青龍寺を模して建立したお寺で、大同2年 ( 807 ) 臘月 ( 陰暦12月 )
朔月に斧始めを行い、
弘仁4年 ( 813 ) 6月15日落慶し、父の諱「善通 ( よしみち )」をとって
「善通寺」と号したと記されているそうです。
総面積約45,00平方メートルに及ぶ広大な境内は「伽藍」と称される東院、
誕生院と称される 西院に分かれています。
済世橋 午後1時45分、西院前駐車場に車を止め、済世橋を渡る。
御影堂は弘法大師が御誕生された佐伯家の邸宅の地に建ち、奥殿には
大師作と伝わる本尊 瞬目大師像が秘蔵されています。
現在の建物は天保2年 ( 1831 ) に建立され、昭和11年に修築されました。
御影堂地下には、約100メートルの「戎壇めぐり」があり 暗闇の中を法号を
唱えながら大師と結縁の場所となっています。
人の一生を見るような蓮の花、私は もういちば〜ん右端と言ったところでしょうか !!
閻魔大王像。
聖霊殿。御影堂と2階建ての回廊で繋がっています。
地蔵堂。
護摩堂。
廿日橋。善通寺 東院と西院をつなぐ二十日橋。
金剛力士像。
廿日橋より勅使橋を眺める。
善通寺 御詠歌 ( 1991年4月4日 ) ( 2009年6月13日 )
本尊御真言・・・・・おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
札所等・・・四国八十八ヶ所 第七十五番札所。
七ヶ所まいり七福神なで仏 ( 布袋尊 ) 。
讃岐観音霊場第二十五番札所。
名称・・・・五岳山 誕生院 善通寺
本尊・・・・薬師如来
宗派・・・・真言宗善通寺派
開基・・・・弘法大師
所在地・・・〒765-0003 香川県善通寺市善通寺町3-3-1
☎・・・・・0877-62-0111
五重塔。総高 45メートル、総欅造りの大塔。
創建以来 大風や火災により倒壊焼失するも 其の度再建され、現在の塔は
弘化2年 ( 1845 )仁孝天皇の御綸旨により再建、明治35年 ( 1902 ) に完成。
扁額「五岳山」 は寺の西にそびえる 香色山・筆山・我拝師山・中山・火上山の
五岳に由来。
金堂 ( 本堂 ) 創建当時の金堂は 永禄元年 ( 1558 ) 三好実休の兵火により焼失し、
現在の建物は元禄年間 ( 1688〜1704 ) に再建。
本尊薬師如来座像は像高3メートルの巨像で
元禄13年 ( 1700 ) 御室大仏師運長法橋によって造像。( 御本尊 薬師如来を拝観 )
常行堂 ( 釈迦堂 )
現在の善通寺は「屏風浦 五岳山 誕生院 善通寺」と号し寺の西にそびえる五つの山
「五岳山」その山々が屏風のように連なることから、かって「屏風浦」とも称される。
「誕生院」の院号は お大師さまの誕生の地であることを示しています。
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善通寺塔頭観智院と毘沙門天華蔵院は仁王門と中門の間の参道にあります。
弘法大師修行像。
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西院から東院へ ぐるりっと参拝、西院へ。
回廊。御影堂 ( 大師堂 ) と聖霊殿を繋ぐ回廊は正覚門から駐車場へ向かう参道。
遍照閣。
正面に お釈迦さま ( 釈迦如来 ) を御祀りしています。
七福神。七ヶ所まいり 七福神なで仏 ( 布袋尊 )
午後2時40分、広大な敷地に建つ 善通寺を後に、
次の札所 四国別格二十霊場第十七番札所 神野寺へ向かいます。