十楽寺略縁起 大同年間にこの地を巡教し逗留された時、
現在地より約3Km余り奥の十楽谷の堂ヶ原を訪れた弘法大師は、
阿弥陀如来を感得、樟に如来像を刻み堂宇を建立して開基したと伝えられています。
その際に、大師は生・老・病・死など人間として避ける事の出来ない苦難に、10の光明と
輝く楽しみが得られるようにと「光明山 十楽寺」の寺名を授けたといわれています。
その後長曽我部軍の兵火に遭い焼失、寺は江戸期に入って現在の場所へ移転。
その後再建などが繰り返されたが、本尊は創建時より伝わる貴重なものです。
「四国 第七番 十楽寺」石標の石段上に「遍照殿」と書かれた門があります ( 山門 ? )
色鮮やかな 愛染明王像。
本堂。 本堂横大師堂階段手前の左側に、「治眼疾目救済地蔵尊」があり、
古くから眼病平癒の地蔵尊としてしられています。
( 本堂・大師をお参りしてからと思っていたら撮るのを すっかり忘れていました )
本尊は阿弥陀如来。 天正10年 ( 1528 ) 長曽我部元親の兵火で全ての堂塔が
焼失した際 幸い、本尊は時の住職が背負い難を逃れたそうです。
大師堂。 ⇒ 弘法大師像。
モダンな光明会館に納経所があります。
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十楽寺 御詠歌 ( 1991年4月5日 ) ( 2009年4月12日 )
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本尊御真言・・・・・・おん あみりた ていせい から うん
札所等・・・・・四国八十八ヶ所 第七番札所
名称・・・・・・光明山 蓮華院 十楽寺
本尊・・・・・・阿弥陀如来
宗派・・・・・・高野山真言宗
開基・・・・・・弘法大師
所在地・・・・・徳島県阿波市土成町高尾字法教田58
☎・・・・・・・088-695-2150