四国三十六不動霊場 第一番 仏王山 大山寺 ( 大山不動 )
略縁起 当山の不動明王は大山無動と称し、阿波御遷幸の土御門上皇が国家の
]安穏を祈願し、寄進された尊像です。寛喜年間に近隣の僧多数を招いて、
病気平癒の加持祈祷を当山でされたこともある上皇は、大山の風光を格別に
好まれ度々登嶺参詣し、洛北 比叡山に習い阿波の「北嶺」とよばれて、
はるか都をしのばれたのであります。この大山無動は かって護摩堂の本尊でしたが、
護摩堂祝融のおり本堂の本尊様を守護するため、
自ら起座され千手観音菩薩の際に移られて以来、脇侍として本尊とともに信徒各位の
信仰の浅深に応じ、奇瑞を今にあらわされています。
仁王門から鐘楼門へ続く石段。 参道途中で仁王門を振りかえる。
童子名・・・・・矜迦羅童子
御真言・・・・・おん ばさらき たつたり そわか
札所等・・・・・四国三十六不動霊場 第一番札所。四国別格二十霊場 第一番札所
名称・・・・・・仏王山 玉林院 大山寺 ( 大山不動 )
本尊・・・・・・千手観世音菩薩
宗派・・・・・・真言宗醍醐派
開山・・・・・・西範僧都 ( 中興 ) 弘法大師
所在地・・・・・〒771-1320 徳島県板野郡上板町神宅字大山四
☎・・・・・・・088-694-5525 FAX・・・088-694-6457