新四国曼荼羅霊場 第七十五番 如意山 地蔵院
眉山の西麓に位置し、門前の名方池では、古くから流水灌頂が執り行われてきた。
縁起は、弘仁年間 ( 810 ) 弘法大師の開基。県下では大覚寺派唯一の別格本山で
藩政期は蜂須賀公が外護し、累代城主の位牌を納めて回向した。依って御台所も
信心を篤くして安産祈願を念じたという。本尊・目惹地蔵菩薩に霊験譚が伝えられる。
文化財に往古を偲ぶものがあり、屋形舟に飾る魔除けの一種で、中国故事に因む
龍頭鷁首がそれである。大師堂の天井に描く胎動界曼荼羅は雄大で荘重。
門前の名方池 ( 地蔵池 ) では先祖の供養や安産を祈願などを行う地蔵院の
伝統行事「流水灌頂練供養 ( りゆうすいかんじょうねりくょう )」が
明日4月26日に行われるそうで門前にテントが張られていました。
仁王門。
門前に祭壇のテントを張っているので正面から仁王門は撮れませんでした。
金剛力士像。
地蔵院本尊 御影 寶印 ( 2011年4月25日 ) 寶印 ( バインダー )
御詠歌・・・・ もろびとの 願いをかなう 地蔵尊 みどりの山の ふところにして
札所等・・・・ 新四国曼荼羅霊場 第75番札所。 阿波六地蔵霊場第2番札所
名称・・・・・ 如意山 地蔵院 ( にょいざん じぞういん )
本尊・・・・・ 目惹地蔵菩薩
宗派・・・・・ 真言宗 大覚寺派
所在地・・・・ 徳島県徳島市名東町1-3325
☎・・・・・・ 088-632-0331