新四国曼陀羅霊場 桜  第60番 閑慶院 ( 2011-04-02 ) 2

高知市で ただ 1つの曼荼羅寺 第59番札所薬師寺を後に 国道55号線香南市を通り
抜け安芸市に 約40.9Km 幅の狭い道路 対向車を交わしながら 静かな山間に佇む
第60番札所 吉峰山 閑慶院に。


      新四国曼荼羅霊場 第六十番 吉峰山 閑慶院


 
 略縁起 創建年代は明らかではないが、永禄年間、淨貞寺三世を勧請して開山
とした。幕末維新後 廃仏キシャクの高まりと共に、当院も廃寺の憂き目に遇った。
時の住職、泰心和尚が死守、やがて檀徒岩崎家 ( 三菱創業者 ) 興隆を背景に、大本山
永平寺六十一世環渓密雲禅師を復立開山に拝請し、明治十六年三月 御直末寺院として
再興のスタートをきった 美和刀自 ( 弥太郎・弥之助の母 ) の死弥太太郎 十七回忌に
当たり、その追善供養の為 本堂・鐘楼堂建立資金が寄進され明治三十四年に現在の
堂宇が出来上がった。


 


   
また 童謡 夕焼け 小やけ の お寺としても有名。


   
山門とおそうじ地蔵 ?


 
菩薩堂横の納経所で 御住職に 寶印をいただく。
納経所の腰かけに 鶴瓶さんが座った所ですと書かれた札が?


 
ここに鶴瓶さんが座られ、向うを向いて景色を眺められたとか、
テレビで放映されたので、 沢山の方が 見物に来られたましたと
奥様が説明して下さいました。


 
鐘楼横の枝垂れ桜と木蓮が 見事に咲いていました、今日が一番の見頃ですよと。


    
閑慶院本尊 御影     寶印 ( 2011年4月2日 )     寶印 ( バインダー )


 御詠歌・・・・ 童謡の 調べに和する 鐘の音は 吉あり慶あり 道ひらくてら
 札所等・・・・ 新四国曼荼羅霊場 第60番札所
 名称・・・・・ 吉峰山 閑慶院 ( きっぽうざん かんけいいん )
 本尊・・・・・ 阿弥陀如来
 宗派・・・・・ 曹洞宗
 所在地・・・・ 高知県安芸市井ノ口乙二〇二九
 ☎・・・・・・ 08873-4-2455


    
パチパチと写真を撮っていると、 記念にご夫婦でどうぞと 奥様が シャッターを。


   
本堂前で、お花を眺めながら お茶と お菓子の お接待を受けました。


 
国道に出る ちょうど 中間辺りに 岩崎獮太郎の生家が有るので 寄ってみます。


 


   


 
 NHKの大河ドラマ龍馬伝の様々なシーンが走馬灯の様に頭を過ぎります。


 


 


 


   


    
この部屋で「三菱」の創始者 岩崎彌太郎、二代目 獮之助、三代目 久獮 が
産声を上げました。


 
生家前には お店も出ています。( ここで ちょっと私の疑問 ? この付近の道路は
何処も 道幅が狭く車の離合には すご〜く苦労しました。
天下の三菱財閥 菩提寺のある所なのに何故か知らと思うのは野次馬根性かな )