〜 西条市・アクアルート 〜
〜 おいしく、安全な西条市の名水「うちぬき」について 〜
西条市内には、広範囲に地下水の自噴井があり、これらは「うちぬき」と
呼ばれており、その数は約3,000本といわれております。
その昔、人力により鉄棒を地面に打ち込み、その中へくり抜いた竹を入れ、
自噴する水(地下水)を確保しました。この工法は、江戸時代の中頃から
昭和20年頃まで受け継がれてきました。「うちぬき」の名の由来です。
現在は、鉄パイプの先端を加工し、根元に孔を開けたものをコンプレッサー
によるエアーハンマーを使用して、地下水層まで打ち込み、地下水を取水
しています。 「うちぬき」の一日の自噴量は約9万m3におよび、四季を
通じて温度変化の少ない水は生活用水、農業用水、工業用水に広く利用され
ています。この「うちぬき」は、名水百選に選定されています。
先週24日 ( 日 ) が台風の為延期に、曇り空ですがウォーキングには最適
西条うちぬき・アクアルートを、先ず本陣川河口付近の「弘法水」から
ウォーキングコースに沿って歩き、ゴールは南岳山光明寺 本堂の周囲が
湧き水に囲まれまるで水面に浮かんでいるようでした。
8:15 4号車受付、大西支所出発。
8:55 クアハウス今治到着。
三島神社前。
10:05 新中山川大橋 ( 県道13号・産業道路バイバス ) へ。
見覚えのある風景 ( 禎瑞地区・芝桜ウォーキングでこの下の道を歩く )
⇒ 2017年4月16日、芝さくらウォーキング 〜 西条市・武丈公園 〜
10:37 ウォーキンクスタート。
案内板
新四国の道 in 水の郷 西条 ( みずのさとさいじょう )
〜 水の郷 〜 さいじょうアクアルート
平成14年 ( 2002 ) 2月26日、国土交通省から 「 新四国の道 」に
認定された。 このルートは、市街地に点在する全国でも珍しい自噴水
「 ぬきうち 」をはじめ、西条自慢の名水スポットをめぐる散策ルート
( 7Km ) となっています。
環境省の「 名水百選 」にも選ばれているおいしい水と、名水がおりなす
風光を味わうルートの散策を、ごゆっくりとお楽しみください。
※「 新四国のみち 」は、地域住民等が主体となって行う、魅力的で快適な
歩行者空間の整備や地域づくり活動等を、国土交通省が支援する事業です。
「 弘法水 」前 案内板より
弘法水は本陣川河口の海岸数十メートルの海底からわき出しています。
海水と淡水が混じっているのに、ここの自噴水は全然しょっぱくない
真水でした。
お堀から流れ出す川が本陣川で、その源流部に架かる朱塗りの橋が
「らんかん橋」です。
西条藩陣屋跡 ( 市指定史跡 )
寛永十三年伊勢神戸城主一柳直盛は、郷国西条へ転封になったが、赴任の
途次大阪で病没したため、長男直重が後を継ぎ西条に赴任した。直重は西条
陣屋を築造し城下町を開いた。 直重の後を継いだ直興は、寛文五年改易と
なり、一柳氏の治政は三十年間で終わった。
そのあと、寛文十年紀州から徳川頼宣の次男松平頼純が就封され、その後
十代二百年間、松平頼英が明治二年版籍を奉還するまで西条は城下町として
繁栄した。現在陣屋跡は、西条高等学校となっているが、校門となっている
大手門、門脇の堤、前濠の石崖、お矢来、濠等に昔の面影が偲ばれる。
昭和三十九年八月十一日 指定
「 大手門 」
現在西条高校の、校門となっています。
御殿前通りから県道13号線へ。
゛ うちぬき "
西条市内のいたるところにみられる自噴井です。
この自噴水 ( 地下水 ) は石鎚山 ( 標高 1.982 メートル ) を主峰と
する石鎚山系に源を発する加茂川により、かん養されています。
注意
この施設の水は、水質基準に適合していますが「 飲む 」時には手を
洗うなど、衛生面に十分注意してください。
また、この水は、塩素消毒を行っていませんので、汲み置きして飲用に
利用する場合は、煮沸などを行い、生水での利用はさけてください。
西条市
県道13号線沿いときめき水郷都市あぐり公房前で
地元の方でしょうか、たくさんのペットボトルへ・・・・・・・・・
ここに名水百選の湧き水観音水があるらしいのですが・・・・・・・・
あまりにも水辺が綺麗で倉庫横の名水百選の湧き水観音水を見逃す残念。
透き通った水に鯉が2匹 ( 最初は影かと・・・・・・‥・・ )
西条市役所 総合福祉センター ( もてこい元気館 )
この水は、水質検査にて、飲料水の基準に適合していますが、
飲用につきましては、各自の責任で行ってください。の貼り紙が。
アクアホール
市民の憩いの場として、自由に利用できるそうです。
西条市役所 総合福祉センター ( もてこい元気館 )
障害者や高齢者を含むすべての市民生活に配慮した施設。ふれあい
トレーニングルーム、娯楽室、特別浴室、水浴訓練室などの設備のほか、
中央保健センターをはじめ、在宅介護支援、子育て支援、ボランティア
などの各種施設があります。
ゴール地点 光明寺へ向かいます。
11:22 ゴール地点 光明寺へ到着。
南岳山光明寺 縁起
永正年間 ( 1520年頃 ) 釈智雲 ( 入江主計 ) によって開基。 入江主計は、
讃岐の国 ( 現在の香川県多度郡 ) の城主で、入江兵庫の守の次男。
天正三年 ( 1575 ) 釈長雲 ( 三代目住職 ) 石山合戦に参戦するも、大阪府
守口 ) にて落命。 同天正三年 釈智雲 広田に堂宇 ( 本堂 ) を建立。
天正八年 ( 1580 ) 釈常賢 ( 4代目住職 )、本願寺が信長との和議により
紀州寫ノ森に退去する時に随行。その功労により「 阿弥陀如来木像 」1対を
拝受。※ 戦乱四国に及び、一族は伊予国新居郡当田 ( 現在の愛媛県新居
浜市 光明寺 ) に移住し、堂宇を建立。 光明寺の地名は同寺に由来する。
天正十三年 ( 1585 ) 四国征伐の兵火に遭い、堂宇消失。
慶長年間 ( 1600年頃 ) 釈常真 ( 6代目住職 ) 松山藩主、加藤嘉明候の
命を受け、西条市加茂川の堤防構築の土木工事を完成。西条市発展の基を開く。
この功績により、西条市、大町常心に寺地を拝領し、堂宇を建立。
常心の名は、常真に由来する。
※ その後、西条市東町に寺地を拝領し移転するも、更に紺屋町に寺地を移す。
享保十六年 ( 1731 ) 釈寛超(12代目住職)本堂建立。
1750年頃、釈寛道(13代目住職)山門建立。現在の山門です。
宝暦年間 ( 1927 ) 西条市常心に『常真法師遺跡記念碑』が篤志者によって建立。
昭和二年 ( 1927 ) 釈寛興(21代目住職)西条市大町550番地に移転改築。
昭和二十八年 (1953 ) 釈一宏(22代目住職)全伽藍(本堂、客殿、礼拝堂、
庫裡)を新築。その後約50年を経た平成十二年 ( 2000 ) 、世界の建築家
安藤忠雄氏の設計による本堂等が新築落成。
御法事があるので これより中へは入れません。
約2分、邪魔にならないように、さっと入ってさっと出て駐車場へ。
11:25 全員ゴールするまでバスに乗って待ちます。
11:46 全員無事到着。
11:49 光明寺前 出発。西条市考古歴史館へ ( 昼食をいただきます )
西条市考古歴史館。
12:07 西条市考古歴史館駐車場 到着。
西条市考古歴史館正面玄関。
この山を、松山自動車道 ( 八堂山トンネル ) が貫通しています。
12:55 西条市考古歴史館を出発。
だんじり。