西国三十三観音巡り 第6回目 第28番 成相寺

     西国三十三観音巡り 第二十八番 成相寺 ( 2015-08-05 )  



成相寺由来 ・・・・・ 一人の僧が 雪深い山の草庵に篭って修行中 深雪の為
里人の往来もなく食糧も絶え何一つ食べる物もなくなり、餓死寸前となった。
死を予感した僧は「 今日一日生きる食べ物をお恵み下さい 」 と本尊に祈った
すると 夢とも うつつとも 判らぬ中で 堂の外に狼のため 傷ついた猪 ( 鹿 ) が
倒れているのに気付いた。 僧として、肉食の禁戒を破ることに思い悩んだが
命に変えられず、決心して 猪 ( 鹿 ) の左右の腿をそいで鍋に入れて煮て食べた。
やがて雪も消え里人達が登って来て、堂内を見ると本尊の左右の腿が切り取られ
鍋の中に木屑が散っていた。それを知らされた僧は観音様が身代わりとなって
助けてくれた事を悟り、木屑を拾って腿につけると元の通りになった。
此れより この寺を成合 ( 相 ) と名付けた。        成相寺パンフレットより


  


    
 成相寺パンフレット兼拝観入場券      ⇒ 成相寺参拝ガイド拡大

   
   
   成相寺駐車場より境内に入る。


   
成相寺本尊聖観世音菩薩似姿。         楽壽観音。


   
鉄湯船・・・ 重要文化財 ( 工芸品 ) 鎌倉時代 正応3 ( 1290 )年  鋳物師・山河貞清
当山の湯屋にて湯船として使用していたもので、直接入るのではなく湯釜で沸かした
湯を入れ、かかり湯をするために用いられたと思われる。後に薬湯を沸かして怪我や
病気の人を治療したとも伝えられています。      成相寺
           

     


  



 内陣の右上に、雨乞いの龍ともいわれる 左甚五郎作 「 真向いの龍 」


  


  


            
               本尊 聖観世音菩薩御前立ち


    
          

          本尊御真言・・・・・おん あろりきゃ そわか


               札所等・・・西国三十三観音霊場 第二十八番札所

 名称・・・成相山 成相寺 ( なりあいざん なりあいじ )
 本尊・・・聖観丗音菩薩 ( 別名、身代り観音・美人観音 ) 
 宗派・・・真言宗
 開基・・・真応上人
 創建・・・慶雲 元 ( 770 ) 年
 所在地・・・京都府宮津市相成寺339
 TEL・・・0772-27-0018


  


    
    相成寺鎮守堂 ( 江戸時代 ) 京都府指定文化財


  
  閻魔堂。


   
孔雀明王。                    閻魔大王


 


      
      一願一言 ( ひとこと ) の地蔵さん。


      


  
  西国 順礼堂。  この堂には三十三霊場の各ご本尊が安置してあります。
  このお堂へ参拝されると三十三ヶ霊場巡回と同様の功徳ご利益があります。


           
      時間の余裕が無くて 聖観世音菩薩の拝観しかできません。



  
  撞かずの鐘


  
  撞かずの鐘由来

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            〜 二兎を追う物は一兎をも得ず 〜


バスツアーの参拝は時間の制約で
思ったように 写真が撮れません。
本堂で お勤めの後 添乗員さんが
五重塔天橋立の眺められる場所に
行くので付いて来て下さいと石段を
下り始めました・・・・・・・・・・・・・・・・・


閻魔堂 〜 一願一言の地蔵さん 〜 順礼堂 〜 撞かずの鐘 〜 等の写真を
撮っているうちに一行を見失ってしまう。どなたに訪ねても何方へ行ったか
分からないと・・・・・・・。 諦めて仁王門の方へ下りかけるが迷子になっても
困るので止め、近くにいた3人の方と展望台の標識を追いながらどんどんと
上って、行けども 々 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 400ⅿ 上った地点で何も見えない
目の前に〔 展望台まで 600 m 〕の標識 !!
間違いであると気付き 大急ぎで駐車場へ、もう皆さんバスに乗って待って
いました。帰りのバスで貰った成相寺のパンフレット ( 参拝ガイド ) によると
弁天山展望台だったようです ( 五重塔天橋立がとっても美しかったとか )


            
            五重塔。   成相寺パンフレットより



見る事が出来なかった 天橋立。           成相寺パンフレットより

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