四国別格二十霊場 第十九番 香西寺 ( 2012-07-09 )

        四国別格二十霊場 第十九番 寶憧山 香西寺


 
 香西寺 略縁起 奈良時代行基菩薩が勝賀山のふもとに庵をつくり宝幢を刻んで
宝幢山勝賀寺として創建されました。
その後 平安の初期 弘仁8年 ( 817 ) 弘法大師が現地に移し 延命地蔵菩薩を刻んで
安置し再建しました。嵯峨天皇の勅願所に選ばれ、寺禄千貫文を賜り、
朱雀天皇のとき讃岐談議所 ( 僧徒学問所 ) に選定されました。
鎌倉時代、この地の豪族香西右近将鑑資村 ( 香西氏の祖 ) が、幕命を受け堂塔を
再建し香西寺と改称しました。その後 細川頼之が当寺を本津 ( 香西東町 ) に移し、
十一代香西元資は寺号を地福寺と改称し、天平年間 ( 1573-1592 ) には戦火にあい、
生駒親正が国守となり再建、高福寺となりました。満治元年 ( 1658 ) またも失火の
ため、旧寺域 ( 現在の地 ) へ帰ることになった。
寛文九年 ( 1669 ) 藩主松平頼重公が、新伽藍を建立し、別格本山・香西寺となる。
その後またも失火で七堂伽藍はほとんど焼失し、現在の建物はその一部です。    
寺宝の毘沙門天立像 ( 平安初期・檜一本造り101cm ) は国の重要文化財に指定され
ています。


 
 仁王門


   


    
 金剛力士


 
 本堂


   


   


 
 四国三十三観音霊場結願所


       
               観世音菩薩


 
 毘沙門堂


 
 大師堂


 


   


       

    
   
    この奥、正面 波切不動尊堂。右側 耳直し如意輪観音さま。


    
    目治し地蔵堂


    
 目治し地蔵さま。               厄除弘法大師


 


 
 水子地蔵堂


   


 
 納経所

   


   
納経所を入ると 閻魔大王が祀られています。 優しくお話をして下さいました。


   


      



        



        本尊御真言・・・・・オン カカカビ サンマエイ ソワカ
   札所等・・・・・四国別格二十霊場 第十九番札所。  さぬき七福神 ( 毘沙門天 )
            四国三十三観音霊場 ( 結願所 )
   名称・・・・・・寶幢山 地蔵院 香西寺
   本尊・・・・・・延命地蔵菩薩
   開山・・・・・・行基菩薩
   宗派・・・・・・真言宗大覚寺派
   所在地・・・・・〒761-8016  香川県高松市香西西町211
   ☎・・・・・・・087-881-2337
             
     
さぬき七福神 ( 毘沙門天 ) 帰りになりましたが・・・・・・・お迎え毘沙門天