天皇寺 略縁起 日本武尊が悪魚退治に この地を訪れたとき悪魚の毒で88人の
部下とともに倒れました。
そのとき横塩潮明神が泉の水を汲んできて飲ませると全員元気に回復しました。
この泉を「八十場の泉」と言われるようになりました。
天保年間 行基菩薩によって開創される。
その後弘仁年間 ( 810〜824 ) この地を訪れた弘法大師が近くに湧く八十場の
霊泉にさしかかったところ霊気感じ泉脇の木で十一面観・愛染明王・阿弥陀如来の
3像を刻み安置し、堂宇を中興、金華山 摩尼珠院と名付け 第七十九番札所として
定められました。
保元の乱 ( 1596年 ) に破れた崇徳上皇が讃岐国に流され崩御した際この寺に
安置されました。隣接する白峰宮は崇徳上皇を祀る社で、二条天皇が建立
そのとき摩尼珠院を白峰宮に移し、当寺を天皇寺と改めました。
その後興亡を繰り返し明治に廃寺となりましたが末寺の高照院と合併し再興し
現在に至る。
白峰宮三輪鳥居
天皇寺石標。
白峰宮。
安楽地蔵堂。
納経所。 参拝を終え白峰宮参道を横断納経所へ。
天皇寺 御詠歌 ( 1991年4月4日 ) ( 2009年6月14日 )
本尊御真言・・・・・おん まか きゃろにきゃ そわか
札所等・・・・・四国八十八ヶ所 第七十九番札所
名称・・・・・・金華山 高照院 天皇寺
本尊・・・・・・十一面観世音菩薩
宗派・・・・・・真言宗御室派
開基・・・・・・行基
所在地・・・・・〒762-0021 香川県坂出市西庄町字天皇1713-2
☎・・・・・・・0877-46-3508