新四国曼荼羅霊場 第71番 報恩寺 ( 2011-04-24 ) 9

      新四国曼荼羅霊 場七十一番 速成山 報恩寺

 略縁起 弘仁年間 弘法大師四国御巡錫の時、当地で一人の少年を得度させ、
僧侶として進むべき道を教えると同時に、愛染明王像を刻まれて、愛情の守仏と
して与えました。のち少年は立派に成長して大師の恩に報いるため一宇を建立し、
報恩寺としたのであります。
最初、当寺は前山の樋山路にありましたが、鎌倉時代頃に現在の地に移転されたと
伝えられています。付近には、四国第十一番の藤井寺と、それになお美しい水郷
江川をとりいれた鴨島公園、吉野川遊園地があります。
本堂天井に 大日如来さま お詣りの皆さまに、大日如来さまのおかげをうけて
いただきましょう。ひと時でも心豊かにねころんで下さい。そして合唱して拝観
して下さい。


 
 山間の 東福寺を後に川沿いの道を下り・・・・・・


 
 欄干 ( 手摺 ) の無い あまり見かけない橋ですね。


   
赤い橋や青い橋を走り抜け・・・・・・ 5時8分 報恩寺へ 寶印を いただけるか電話で確認。


 
 入り口が分からず 田圃の中を ぐるぐると、5時14分 報恩寺に到着。


   
山門。                  鐘楼


 


 
 観音堂


   
納経所。ちょうど 御住職が外から帰られたところでした。


 
 本堂


    
本堂でお参り、御本尊の愛染明王の 御真言 難しくて、中々上手く唱えられません。


   
御住職が一緒に唱えて下さいました ( やっぱり難しい !! )


     
     本堂 天井の 大日如来様のお姿を 寝ころんで 合掌。
  カメラでは天井絵の素晴らしさを表現するのは難しいですね。
  おまいりを済ませて 奥様が活けられた お花の お部屋で お茶を戴きながら
   世間話にお付き合い下さり、手頃のホテルの場所も教えていただきました。


 


    


    
報恩寺本尊 御影     寶印 ( 2011年4月24日 )     寶印 ( バインダー )


 御詠歌・・・・ 思うこと 飯尾の里の 観世音 願いも早くなる 誓いかな
 札所等・・・・ 新四国曼荼羅霊場 第71番札所
 名称・・・・・ 速成山 報恩寺 ( そくせいざん ほうおんじ )
 本尊・・・・・ 愛染明王
 宗派・・・・・ 真言宗 御室派
 所在地・・・・ 徳島県吉野川市鴨島町飯尾七二八
 ☎・・・・・・ 0883-24-2949


 
5時49分、陽がだいぶん傾いてきました、これから一寸 四国第十一番番の 藤井寺
行って、藤の花を見てから 御住職に教わったホテル探しに出掛けたのですが・・・・・
お寺 横の道路を真っ直ぐに出て マルナカ ( 大手スーパー ) の 近くにある ビジネス
ホテルと 聞いたので、その付近をグルグルと何度も探したのですが「マルナカ」が
見付からない、まるで キツネに摘ままれた様 ( ホテルの名前を確かめなかったのが
まずかった )


        
仕方なく 次の札所 第72番 妙法寺に カーナビをセット 国道192号を逆戻り山川町
瀬詰交差点信号を国道193号へ山川トンネルを抜け 山中の片道車線の夜道は危険で
怖いものです やっと 妙法寺の上り口を確認 突き当りの酒屋を国道438号
神山温泉まで下りて 宿さがし 道路沿いの 小さなコンビニで おにぎりとバンを買って
夜食の代用、8時40分神山温泉前の 民宿で ( お風呂も食事も無くただ 寝るだけ)
一夜の宿を取る。




報恩寺の御住職には 本当にお世話になりました。
素直に電話を掛けてホテルの名前を 教われば良かったと
反省しています。
また第51番 龍澤寺の ( 留守で朱印のみ ) 寶印を仕上げ
ていただき有り難うございました。