新四国曼陀羅霊場 桜  第44番 長楽寺 ( 2011-04-05 ) 1

      新四国曼荼羅霊場 第四十四番 栴檀山 長楽寺


 略縁起 寺伝によれば天平宝宇四年 ( 760 ) の創立にして、上古は門末寺院
十一ヶ寺の本寺であった。当初は東寺宝菩提院の末につらなっていたが、
中古天正年間兵乱のために焼亡し、更に正徳五年 ( 1715 ) 大洪水のために
本寺末寺ともに流没す。
当時の住職元誉法印が本尊の阿弥陀三尊を捜し求めて中津の橋下で発見、
寺を再興す。現在地に再建されたのは、十年後の亭保十年 ( 1725 ) である。
境内には伊予かすり創始者、鍵谷カナ女史と俳人村上霽月の墓所がある。
山門前には大日堂があり、堂内には大日如来が安置されている。
周囲にはミニ八十八ヶ所霊場を設けている。


 
 空港通りを 22号線へ 垣生小学校の交差点を右に曲がると 長楽寺は 直ぐそこ
ですが、車の長い列が続き 所々に消防車止っています、お巡りさんが垣生小の
前で火災が発生右折は出来ないとの事、のろのろ運転でやっと「鍵谷カナ記念碑」
前の路地を長楽寺へ。


 
 手前右は 大日堂


 
 鐘楼門


 


 
 本堂


   


 
 薬師堂

   
   


   
   弁財天


   


 
  愛媛県史跡 鍵谷カナの墓


 
参拝を終え 寶印を戴こうと 納経所のインターホンを押しても 出てこられません、
電話をかけると 親戚の御不幸で留守だとか残念、
是も良しと受け止めて後日 寶印を戴きに。


4月9日、宇和島市の 第54番泰平寺から 逆回りで、第48番稱名寺まで7ヶ寺の
参拝を終え、帰り道に長楽寺があるので電話を入れ 遅くなりましたが、
6時8分長楽寺に お邪魔しました。


 
 三分咲きだつた桜の花は もう満開。


    
長楽寺本尊 御影      寶印 ( 2011年4月9日 )      寶印 ( バインダー )


 御詠歌・・・・ ごくらくの くににまします みだにょらい すくいたまえや 
        つみふかき身を
 札所等・・・・ 新四国曼荼羅霊場 第44番札所。 伊予十二薬師霊場 第10番札所
 名称・・・・・ 栴檀山 長楽寺 ( せんだんざん ちょうらくじ )
 本尊・・・・・ 阿弥陀如来
 宗派・・・・・ 真言宗智山派
 所在地・・・・ 愛媛県松山市西垣生町一二五〇
 ☎・・・・・・ 089-972-3496


 
 奥様に快く寶印をいただきました。最近 御子息も曼荼羅寺を参拝されたそうで、
傷だらけで ( 自動車 ) 帰って来ました、細い道が多いので 軽四でお参りされると
良いですよとおっしゃられていました。

 


 鐘楼門を出て左側に 大日堂があります。
 
 大日堂


      


  


   


 
 松山新四国霊場 二十八番札所


   


   
4月1日からの新四国曼荼羅霊場参拝に行く前、3月5日 お参りしました。