国宝 古照山 大寶寺 ( 2011-03-28 ) 1

           古照山 大寶寺 国宝 御開帳


 
  


午前6時30分〜8時30分迄 小学校へ用務員の見習いに行っていた じいちゃんが帰るなり 松山へ桜を見に行くぞと。     子供が高校生の頃に使っていた アルミニュームの弁当箱に おにぎりと 有り合わせの おかずを詰めて9時過ぎに出発。
  
      
迷いながら 山門に着いたのですが こちらは車が行き止り、じいちゃんは
駐車場を探しに。


 
交通事情も有ってか、こちらの山門は普段 使用されていない様です。


 
薄暗い 石段を上ると 左に水屋、右に 大きな うぱ桜、正面に本堂の屋根が見えます。


 
愛媛県下では最も古い木造建築として国宝に指定されている本堂が見えて来ました。


    
  3月28日は お袖さんの命日で、御影供法要が行なわれ
本堂の文化財 ( 3体の仏像 ) が、 この日だけ一般公開される 御開帳の日です。


     
本堂前 賽銭箱には 「 おさい銭は 震災義援金とします ご協力お願いします」 の張り紙。 


 


    


        

        


        
   本堂の貴重な 文化財を 拝観させていただき 有り難うございました。


  


    


   


    


  



小泉八雲の怪談に収められている「桜」伝説。子宝に恵まれない 長者夫婦が 地元の薬師如来に祈願したところ、可愛い女の子が生まれ その子は「露」と名付けられました、露には「お袖」と言う名の乳母を雇い大切に育てられました。露は美しい娘に育つたのですが 15歳の時に流行病にかかり 生死をさまよいました。お袖は自分の命とひきかえに お露の快方を祈願しました。すると お露の病気がよくなりました。ところが お袖の体調が次第に悪くなり亡くなってしまいました。亡くなる直前「お薬師様へ お礼の桜の木を植えてください」といいのこしました。長者夫婦によって植えられた桜は お袖の命日に見事な花をさかせ、その後も毎年お袖の命日頃に美しいはなを咲かせています。


  


  


  


  


   
    

    



こちらの山門の横を上ると、境内の下 辺りに駐車場があります。