新四国曼荼羅霊場第三十六番 栴檀寺 奥の院

石鎚山は すっぽりと雲の帽子を冠っています。
河原津の一国屋を後に西条の中山川辺り迄来て さて何所へ行こうかと、
( 電話番号の入った新四国曼荼羅霊場の中から ) ただ 単純に 梅の花
見たいので「梅檀寺」へ、又もと来た河原津方面へ引き返すが
梅のお寺ではありませんでしたが、人足の絶える事の無い素晴らしい寺院です。
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      新四国曼荼羅霊場 第三十六番 栴檀寺 奥之院


  
「きゅうり封じ」等の病気封じ、健康祈願の お薬師さんで知られ 1284余年の歴史を
持ち「世田薬師」と言う名愛称で地元の人々に親しまれているこの寺院は 西条市
今治市の境にあり 世田山( 335m ) の山上に祭られているお薬師さんだからと言うのが
この愛称の由来で、正式には 山号は「世田山」院号を「医王院」寺号を 「栴檀寺」
この栴檀寺と言う名前は 神亀元年 (724) 行基四国順錫の折、山上に 薬師如来
ご来迎を拝し、その御姿を「栴檀は双葉より芳し」と言う栴檀の一木に刻み寺を
開いた事から名付けられたと言われているそうです。


   
   珍しい中門 壺の形をした 厄除け・厄壺門 を潜り 本堂へ。



   
この季節は特に 入学・就職 祈願が多いのでは?



広い境内から望む 国立公園医王山の この眺め・・・・・ 枝垂れ桜の咲く 4月に もう一度。


   
奥の院  1.0 Km、 世田山頂  1.5Km、


 
午後12時30分ちょうど、1人で奥の院を目指して ( じいちゃんは車の中で待ってます )


       
       道端の 可愛い お地蔵さまに手を あわせ 出発。


   
竹の ポーンポンと 弾ける音を耳に登ります。 段々と道は狭く険しくなりました。


   
所々の 休息用ベンチを横目に 急げや急げ。


   
しまった!! 車に飲み物を・・・・・喉が渇き もう息が切れそう。




休暇村・瀬戸内東予の 白い建物が 何だか懐かしい。



奥の院 400mの標識、随分登ったと思ったが まだ半分も来ていない ガンバレガンバレ。



ちょうど 登り始めて30分、 突然 山の斜面に 巨大な 不動明王が・・・・・・・・・・・


   
今日は入り口が塞がれているので 見学できません。


   
船曳地蔵尊 上の石段は広く手摺りもありましたが・・・・・・・・・


   
またまた細い道が続き・・・・・・・・・  やっと奥の院の石段が、百段まで数えて あとは ?


    


   
奥の院本堂手前 石段の真中に、さわるとお腹を壊すと言われている「腹こわり石」


   
奥の院本堂                       不動堂


    
左 延命地蔵と、新田義貞の甥にあたる 大館氏明公の墓


   


   
世田山山頂まで 500m、途中まで登るがが 引き返すのも勇気と自分に言い聞かせ断念。


    
登り口のお地蔵さんまで下りて来ると午後1時30分、ちょうど1時間。



河原津展望台、 この今治・小松自動車道は しまなみ海道と四国縦貫自動車道を
結ぶ大動脈で 産業・文化等における 地域間の交流を促し地域の活性化を図るのが
目的だそうです