大西史談会研修旅行 ( 岡山城・岡山後楽園 ) 2
花葉 ( かよう ) の池
池には園内の曲水と沢の池から導かれた水が滝となって注ぎ、木橋と大立岩が
美しい景色を作っています。夏には花蓮「 一 天 四 海 ( いってんしかい )」が咲き
ます。池の名は近くの建物「 茂松庵 」の旧名「 花葉軒 」に由来します。
能舞台・栄唱の間
能を好んだ池田剛政は能舞台を作り、自ら舞い、時には家臣や領民にも
見せました。 能舞台周辺の座敷は、能の観覧や接待の場として使われま
した。 戦災で焼失後、能舞台と栄唱の間は藩主継政が改築した間取りに
復元されました。
大立岩
慈眼堂
池田剛政が元禄十年 ( 1697年 ) に池田家と領民の繁栄を願って建立し、
観音像を祀っていました。境内には、花崗岩を三十六個に割って運び、
元の姿に組み上げた絵帽子岩、仁王門、板張りの腰掛かどが伝わって
います。
仁王門
絵帽子岩の奥に慈眼堂
〔 松の孤 ( こも ) 巻 〕 〔 孤 ( こも ) 焼 〕
10月下旬に後楽園にある約240本の木に孤 ( こも ) を巻きつけます。
これは冬越しのため枝先から地面に降りてくる害虫の習性を利用した
昔ながらの害虫駆除法です。 地面に降りてくる途中の害虫を暖かい
孤 ( こも ) の中へと誘導し2月下旬に孤 ( こも )を外し、焼き払います。
お知らせ
2018年10月中頃から11月のブログは、新規アップロードの機能の終了予定に伴い
代替えサービスへ移管中で、新しいブログの入力の仕方等、分からないことが多く
完成していません。 時間のある時にゆっくりと入れてゆこうと思っています。