大山祇神社参拝 ( 2016-07-24 ) 1
大山祇神社( おおやまづみじんじゃ )は、愛媛県今治市大三島町宮浦にある神社です。
式内社( 名神大社 )、伊予国一宮。旧社格は国幣大社で、現在は神社本庁の別表神社
全国にある山祇神社( 大山祇神社 )の総本社である。 また、主祭神の大山祇神は
「三島大明神」とも称され、当社から勧請したとする三島神社は四国を中心に新潟県や
北海道まで分布しています。
本日は 紺原部落恒例の 大三島神社参拝に参加、楽しい一日を過ごしました。
大山祇神社 二の鳥居。
初代内閣総理大臣、伊藤博文公が揮毫した「大日本総鎮守大山衹神社」神社正面、
ニの鳥居の向かって左に建立されている。
右は、ニの鳥居 「大日本総鎮守大山積神社」の扁額。
ボランティア ( おみやげ屋のご主人 ) さん、ユーモァーを交えてのガイドです。
総門の横 斉田では、大山祇神社 伝統の神事が行なわれます。
毎年旧暦の5/5に 島内13地区から選ばれた16名の早乙女が白衣に赤襷、
手甲脚絆の清廉な装いで御田植えを奉仕します。また、大祭には一力山が
目に見えない稲の精霊と相撲をとる一人角力が奉納されます。
この一人角力は現在、愛媛県の無形民俗文化財に指定されています。
688年ぶりに再建された大山祇神社総門。約3億2000万円の総工費で製作された
総ヒノキ製の総門 ( 高さ約12メートル、幅10メートル、奥行き5メートル ) と両翼舎。
神社を守る随身像は高さ2.5メートル重さ250キロの武者姿で、
池川敏行 香川大学名誉教授 ( 東温市出身82歳と二男の直さん52歳 ) の
彫刻家親子が 境内に植わっていた ヒノキを使い 2年をかけ完成したそうです。
上、4枚の随身像は 2011年7月31日参拝 ( 今回はガラスの汚れに光が乱反射
上手く撮ることが出来なかった ) の時に写したものです。
境内へ正面には 「 天然記念物 乎知命 ( おちのみこと ) お手植えの楠 」
御島 ( 大三島 ) に 祖神大山積大神を祭った乎知命のお手植え楠 ( 樹齢二六〇〇年 )
と伝えられ古来御神木として崇められています。
昨夜( 23日 )、「 第18回 しまなみ海道薪能 」が 樹齢2600年の楠の前
にて催されました。
境内 左側には 能因法師 雨乞いの楠 の古木。
「 天然記念物 能因法師 雨乞いの楠 」
日本最古の楠 ( 樹齢三〇〇〇年 ) で 後冷泉天皇の御代 ( 九〇〇年前 ) 伊予国守
藤原範国 ( のりくに ) は 能因法師を使者として祈雨の為参拝させた。
そのとき 「 天の川 苗代水に せきくだせ
雨降ります神 ならば神 」 と詠じ幣帛(へいはく)に書き付け
祈願したところ伊予国中に三日三夜雨が降った ( 金葉和歌集 ) と伝えられています。
「 伊藤博文公 記念楠樹 」
伊藤博文公は 我が国 初代首相 明治四十二年三月二十二日に当社へ参拝
社号標の揮毫並に楠樹の記念樹をされました。
本殿左に下津社(愛媛県指定文化財) 右側に上津社(愛媛県指定文化財)
今日は 大西町の各部落からも何組か参拝に・・・・・・御祈祷の順番を待ちます。
8:40 ドーンドーン神職の打つ太鼓で神事 ( 御祈祷 ) が始まりました。
「 天然記念物 乎知命 ( おちのみこと ) お手植えの楠 」 を左に眺めながら