四国三十六不動霊場 第二十七番 邦治山 不動院 常福寺 ( 椿堂 )
略縁起 大同二年 ( 807 ) 邦治居士がこの地で庵を結び、
弘仁六年 ( 815 ) 弘法大師が巡錫の砌、当地の住民を苦しめていた熱病あるを知り、
住民を庵に集めて手にせる椿の杖を土にさして祈祷し、病を土中に封じて人々を
救われました。後にこの杖から芽を出し、大師の御霊徳にうたれていた人々は当山を
椿堂と呼ぶようになりました。さらにその後、近隣にあった常福寺 ( 本尊不動明王 ) が
火災にあい全焼の折当庵に移りて共に院を結んで現在の山号として今に至ります。
当山不動明王は 火伏せ不動 ( 非核不動 ) とも呼ばれ、火伏せの他緒厄降伏、
長寿健生に御利益あらたな明王として広く信者の方々の帰依をうけています。
虚空護童子。
おさわり大師 各々の病 ( 頭・目・腰・足等 ) 右手でお大師様を左手で
自分の痛いところをさわりお願いすると書かれています。
( じいちゃんはどこをさすってお願いしたのでしょう )
福の神。
童子名・・・・・虚空護童子
ご真言・・・・・ おん めいが しやに へんばら うん そわか
不動名・・・・・火伏不動
札所等・・・・・四国別格二十霊場 第十四番札所。 伊予六地蔵霊場 第六番札所
四国三十六不動霊場 第二十七番札所
名称・・・・・・邦治山 不動院 常福寺 椿堂
本尊・・・・・・延命地蔵菩薩。 非核不動尊
宗派・・・・・・高野山真言宗
開基・・・・・・伝 弘法大師 伝 邦治居士 ( 開創 )
所在地・・・・・〒779-0127 愛媛県四国中央市川滝町下山一八九四
☎・・・・・・・0896-56-4523 FAX・・・0896-56-7639
3時24分、椿堂の参拝と納経を終え、椿堂から仙龍寺まで約14.6kmの道程を、
県道5号から堀切トンネルを抜けて 神宮ダム湖沿いに、本日最後の札所
四国別格二十霊場 第十三番・四国三十六不動霊場 第二十六番札所 仙龍寺参道口駐車場に着く。