高野山〜京都 2日目 ( 2012-07-25 ) 金剛三昧院

      高野山〜京都 2日目 金剛三昧院〜奥之院〜大門

昨日フェリーでの 3時間のロスがたたり、( 高野山での納経( 奥の院金剛峯寺
根本大塔・金堂 )が精一杯、殆ど写真を撮る余裕無し。
早朝6時30分からの位牌堂での 御勤めの後、朝食を戴き、京都の教王護国寺
東寺へ参拝の予定。その前に、昨日 見物出来なかった高野山をぐるりっと車で
一回りしてから京都東寺へ向かいます。

    
午前6時、若いお坊さんが、山門を入って来られたので、ちょっと寺の歴史等を伺い散歩。


           
紫陽花の向こうに 多宝塔 ( 国宝 )   日本で2番目古い多宝塔だそうです。


    
山門下から あらためて 金剛三昧院山門 前に。   山門の先には   本堂。 
5月初旬には 天然記念物の 大石楠花が咲き乱れまるで別世界の様だそうです。
御本尊は 愛染明王


    
本坊 ( 重要文化財 )


    
経蔵 ( 重要文化財 )


    
本坊広間 小栗宋丹筆 襖絵 ( 重要文化財 )のあろ廊下を通り位牌堂へ。


    
午前6時30分、位牌堂 ( 檀信徒の御回向 ) で 御勤め。

 
    
本堂へ案内していたたき、御本尊 愛染明王に手を合わす。 
愛染明王像は 源頼朝公の等身大の持念仏 ( じねんぶつ ) で
仏師運慶作と伝えられているそうです。
本尊の脇左側に 源頼朝公・北条政子、右脇に 足利尊氏公、
その弟の足利直義公の お位牌が安置されています。 
・・・・・間近で拝観の 御本尊 愛染明王像は感激の一言・・・・・・



    
御勤めの後、部屋に戻ると、朝食の精進料理が 用意されていました。


    
午前8時20分、支払いを済ませ 一夜の宿金剛三昧院を後に。奥の院 中の橋大駐車場へ


    
昨日は カーナビが 奥の院御廟の傍、休憩所の辺りへ案内、係りの方から、
中の橋前大駐車場の前から参拝するように教えてもらったので今日は1人で参拝。


    
奥の院御廟橋前。朝早いので人影はまばら。


    
金剛峯寺山門前。


    
金剛峯寺。境内では 草取り作業、 清掃、 お手入れの行き届いた清々しい境内です。


    
六時鐘の 左側、 蛇腹道を 大伽藍へ。


    
大伽藍境内に入る。    ⇒ 根本大塔。      ⇒ 金堂前の中門再建予定地は
現在ブルーシートで覆われ、再建建設工事が行われています、完成が楽しみ。
               ⇒ 2011年5月21日参拝時の中門跡


    
    昨日は時間の都合で素通り、高野山最後に訪れた大門。


    
元は現在地から西5丁下方に有ったものを、保延6年 ( 1140年 ) 移され現在の建物は
宝永2年 ( 1705年 ) の再建で山岳仏教を表す堂々たる風格をたたえています。


    
午前9時28分、 高野山大門を後に、京都・東寺に向かって出発します。