新宿御苑・大温室 ( 2017-11-05 )
新宿御苑の温室の歴史は古く、同苑が植物の栽培試験場だった明治25年
( 1892 ) に加温式の洋風温室が建築され、日本ではじめて温室を用いた
ラン等の花き栽培が行われました。 その後、昭和33年( 1958年 ) には
当時、東洋一の規模を誇るドーム型の大温室が完成し、日本初の観賞温室
の先駆けとなりました。それから、平成19年 に老朽化した旧温室を閉館
して建て替えを開始し、5年ぶり 平成24年11月20日新宿御苑の大温室が
リニューアルオープンし現在に至る。開館当初はまだ小さかった植物も、
5年が経ち、すくすく伸びやかに生長しています。
温室内には、ジャングルや池、乾燥地、熱帯の山地などのコーナーが
設置され、多様な温室植物を展示するほか、小笠原諸島や南西諸島の
絶滅危惧植物、洋ランなどの歴史的な植物の展示も行なわれています。
入館料 : 無料(ただし新宿御苑への入園料が必要です
(一般200円、小・中学生50円))
ビカクシダ( 麋角羊歯 ) 別名:コウモリラン
葉が鹿の角に似ていることから付けられた名前だそうです。
ウツボカズラ ( ネペンテス ) 属
わたしは、食虫植物の仲間です。葉の一番太い脈 ( 主脈 ) を長く伸ばして、
先端に捕虫袋をつくっています。袋の開口部にある線からは昆虫を引き寄せる
物質を分泌しています。袋の縁は滑らかなため、昆虫は中に滑り落ちてきます。
袋の中では、タンパク質などの消化酵素を分泌していて、中に落ちてきた昆虫
類を消化吸収しています。 袋の入り口の蓋は、昆虫が入ると閉じると思われ
がちですが、実際には動きません。 ( ウツボカズラの説明板より )
サルオガセモドキ( パイナップル科:ハナアナナス属 )
エアーブランツの一種です。とても変わった植物で、種が無いため土を
必要としません。樹木や岩石などに付着するなどして、一生何かにぶら
下がりながら暮らします。
遅れないように ( 温室滞在時間約15分 ) 歩きながら
写真を撮っているのでピンピンボケに ・・・・・・・・・・・!!
アカバナナ
ベニゲンペイカズラ
ベンケイカズラとベニバナクサキを交配した園芸品種です。
ベニゲンペイカズラ
ゲンペイカズラ
10:33 約15分間、 大温室の植物を大急ぎで見て歩き・・・・・・
お手入れの行き届いた植物に癒されました。