何度も々お参りしている四国霊場 第五十八番札所 ( 作礼山 千光院 ) 仙遊寺。
海から上がった竜女が彫上げたと言う ご本尊の千手観世音菩薩象、遠くからですが
その何んとも言い難いお姿には あらためて感激の一言でした。
海抜 約300mの作礼山の山上にある仙遊寺は、今紅葉の真っ只中です。
今から1300年ほど前にこの作礼山に仙人がおり40年間もの間お経を読み
続けていたそうですが ある日突然姿を消しました。
その仙人がいたことから 仙遊寺と呼ばれる様に。
旧参道 仙遊寺山門を少し登ると 阿坊仙人の石像に出逢い、
山門を見下ろす様に立っています。
( 現在は 本堂裏の駐車場迄車で行く事ができます )
細く急な登り坂と石段を登ると、息も切れ々 喉が渇いてきたころ、
弘法大師御加持水の井戸で 喉を潤し 再び薄暗い参道を上ります。
石段の先に やっと光が、弘法大師像と 美しい紅葉が目に映ります。
小じんまりとした大師堂は 緑と紅葉に囲まれ ひっそりと佇む。
昭和28年に再建された本堂の前には向かって右に白い山茶花、左にはピンクの山茶花。
現在は御本尊の千手観世音菩薩が 開帳されています。遠目ながら 感動を受けました。
本堂の横紅葉に包まれて佇む 子安観世音菩の優しいお顔が印象的。