② 鞆の浦観光・お昼は季節の旬採膳
今日の 瀬戸内海国立公園 鞆の浦観光は孫 ( kana ちゃん ) のお父さんが道案内です。
仙酔島 展望地 ( 堤防の上が展望所になっています )
鞆町鞆の浦客船ターミナル前で待ち合わせ、最初は、坂道を上り 福禅寺 對潮楼へ。
傾斜のある石段を上り塀沿いの右側にある福禅寺入口を入ります。
敷石に沿って福禅寺對鐘楼へ、本堂には「 観音堂 」の扁額が掛けられています。
と對潮楼受付、入場券を購入。手前に福禅寺 山号「 海岸山 」の扁額。
国史跡・海岸山 千手院 福禅寺は、平安時代の天暦年間 ( 947~957 ) の創建と伝え
られる真言宗の寺院で、観音信仰が盛んな古刹です。
本堂に隣接する 對潮楼は 江戸時代の 元禄年間 ( 1688~1704 ) に創建された客殿で、
座敷からの海の眺めはすばらしく、特に正徳元年 ( 1711 ) には朝鮮 通信使の利邦彦は
「 日 東 第 一 形 勝 ( 日の昇る 東の国で 一番の 景色である ) 」と大 亳し、 延享5年
( 1748 ) には 通信使の 洪 啓禧が 客殿を「 對潮楼 」と 命名し、洪 景海が その書を残し
ています。 江戸時代を通じて、ここが 使節のための 迎賓館として使用され、日本の
漢学者や 書家との文化交流の場となっていました。 平成29年 ( 2017 ) には ユネスコ
世界記憶遺産登録、重要伝統的建造物群保存地区に選定、平成 30年 ( 2018 ) には 日本
遺産に認定、みなとオアシスに登録されました。 入場券裏の説明文より
入場券と同じ場所で撮影しました。「 いろは丸事件 」の際、坂本龍馬ら海援隊と
紀州藩が実際に談判を行った場所です。
仙酔島からの「 平成いろは丸 」がもうすぐ入港します。
對潮楼から観音堂で参拝。
鞆の街並みを散策。
伝統的な技法を用いながら町家を再生した「鞆てらす 」
「鞆てらす 」の東側の部分は明治時代に建てられた町家を昔ながらの技法を用いて再生した伝統的建物です。
町並保存の取り組みの紹介だけではなく、鞆町の祭や近世の港町の遺構をはじめとした日本遺産「 福山・鞆の浦 」の紹介や各種イベントなど地元住民と鞆を訪れた方々との交流促進を図る施設です。
「 鞆てらす 」の由来について
施設により親しみを持ってもらうために公募して決定したものです。鞆のシンボルである常夜燈をイメージし、末永く鞆の町並を照らしていく思いを込めて命名されました。
➊ 展示エリア 「 潮待ちの港 」 ➋ 展示エリア「 鞆と祭 」
➋ 展示エリア 「 鞆と祭 」 ➌ 展示エリア「 町並保存 」
1、展示エリア「 潮待ちの港 」 潮待ちの港として栄えた鞆の魅力を感じられる2面
シアターを中心に、日本遺産「 福山・鞆の浦 」の認定ストーリーや日本遺産の構成
文化財を紹介しています。
2、 展示エリア「 鞆と祭 」鞆では1年を通して祭が開催され、祭とともに四季を歩ん
でいることを、シアターや実物展示で紹介しています。
3、展示エリア「 町並保存 」 国の伝統的建造物群保存地区に選定された鞆の町並の特
徴や、代表的・伝統的建造物に見られる工法など様々の視点から紹介しています。
「 鞆てらす 」パンフレットより
民芸 茶処 深津屋前
保命酒屋 鞆酒造株式会社
常夜燈の近くまで・・・・・・
常夜燈と右手前に 「 ギャラリー風と鳥と 」
ギャラリー風と鳥と・珈琲コーナー
繊細な作品の向うは海・・・・・・・・・
コーヒーは外でいただきます。
雁木 ( 石段 ) に腰かけ コーヒーを・・・・・・・・・
11 : 25 お昼の予約をしている「 さむらい本館 」へは車で。
12 : 05 「 さむらい本館 」到着。
① 長いもの豆腐
② 鯛のお造り
③ 旬彩膳
④ きのこご飯 ⑤ 汁物 ( レンコン餅の白みそ仕立て ) ⑥ 漬物 ( きゅうり )
⑦ デザート
「 季節の旬彩膳 」を美味しくいただき、「 紅葉の佛通寺 」三原へ向かいます。