おのぼりさん日記 ・3日目 ( 1 )   新宿御苑 

          新 宿 御 苑  ( 2017-11-05 )


       


       
       

       
   そもそもの東京見物は、今日1時開演 タクフェス第5弾『 ひみつ 』の
  観劇に合わせて計画、最終日の午前中は 新宿御苑に。高層ビルの建ち
  並ぶ都会のど真ん中に広さ58.3ヘクタール、周囲3.5kmの広大な敷地
  にはイギリス風景式庭園、フランス式整形庭園、日本庭園など一日中
  散策しても足りないほど素晴らしい大都会のオアシスです。
  先ずは、高さ30mのヒマラヤシーダなど大木の茂る遊歩道をぬけて・・・
  上の池辺りから眺めたNTTドコモ代々木ビル ( 通称ドコモタワー ) も
  最初は何だか違和感を ( 何故こんな所に高い塔がと !! ) 少しづつ見慣れ
  てくると周りの風景に同化していい目印になり追っかけていました。


  
6:39  ホテルのベランダより。


   
   本館レストランへ朝食をいただきに。


   


  


       
     網がかかったような白い外観はモード学園コクーンタワー
     ホテルのベランダからも見えました。


   
   8:36  新宿西口。


   


       


       


   


   


   


       
       8:48  新宿駅東口。


   


   


  
  8:58  新宿御苑・新宿門 到着。


   
   9:00  開園。
 新宿御苑は、徳川家康公の家臣・内藤氏の江戸屋敷の一部がそのルーツと
いわれています。 明治に入り、農事試験場を経て、明治39年 ( 1949 ) に
皇室の庭園となり、戦後昭和24年 ( 1949 ) に国民公園として一般に公開さ
れました。園内には、イギリス風景式庭園、フランス式整形庭園、日本庭園
が巧みにデザインされ、明治を代表する近代西洋庭園といわれています。
                ( 環境省 国民公園 新宿御苑 パンフレットより )


    


  
  券売所へ。


      

  
  
  9:04  先ずは、大木の茂る遊歩道を。
   

  
  ビスタライン ( 見通し線 )
 イギリス風景式庭園は、ビスタライン ( 見通し線 ) を軸とした広々とした
芝生の庭園です。フランス式庭園の前に立ち、ビスタラインを見ると、遠く
まで見通せます。また、芝生の両側の樹木が左右不均等に所々芝生に出入り
してそれに絞られた視線が芝生広場をさらに奥深く見せています。 今では、
背景に高層ビル群などが出現し近代的な眺めとなっています。
                ■ 国民公園 新宿御苑 ■


  
  ヒマラヤシーダー ( ヒマラヤ杉 )
  ヒマラヤ原産の常緑高木で、日本には明治12年( 1879 )ころに渡来。
 高さ20〜30m。葉は針形で短枝は束生状に、長枝は螺旋状につく。雌花は
 円錐形で長さ2cmほどだが、翌年の秋には巨大な松ぼっくりに生長する。
 和名に杉とつくが松の仲間(マツ科)。花期は10〜11月。


  
  新宿御苑の巨木
  御苑では明治時代に先がけて、海外からさまざまな樹木を輸入し栽培し
 ました。そのころ輸入された樹木として、次のようなものがあげられます。
 なかには現在、高さ30mを超す巨木に成長しているものもあります。
 なお、ハクモクレンケヤキなどは当時すでにあったものです。
           ◇ 新宿御苑の巨木 ◇
    ヒマラヤシーダー ・ レバノンシーダー ・ ハクモクレン
    ズカレノキ ・ ユリノキラクウショウ ・ タイサンボク
    ケヤキイチョウ ・ フウ
                ■ 国民公園 新宿御苑 ■


  


  
  ラクウショウ ( 落羽松 ) スギ科 ヌマスギ属
ラクウショウはアメリカ大陸の東南部からメキシコに分布する落葉の高木。
湿潤地における生育に適しており、長期間の水没に耐えることができる。
普通の場所に植栽すると気根を出すことはないが、湿潤地に生育すると独特の
気根を形成する。気根は根の上側が生長して空気中に出てくるもので、膝根と
よばれる。和名は落羽松、沼沢地に生育するので、ヌマスギの別名もある。


  
  ラクウショウ ( 落羽松 ) の膝根。


  
  大木の林を抜けて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


  


   

  
    


 
  池の向こうに・・・・・・・・・・・・・・・最初見た時、何だあの塔はと !!


 
  見ているうちに段々と馴染んできました。


    
  茶室 楽羽亭 本日は休業中です。


  


   


  


  


   


  
  茶室 翔天亭 こちらは営業中。


   

  
       


 


  


  
  水辺の旧御涼亭


  


  
  歴史建造物 旧御涼亭
 この建物は皇太子( 後の昭和天皇 )御成婚記念として台湾在住邦人の有志
から贈られたものである。旧御休息所の平面形状に卍形のモチーフが見られる
など、清朝中期以降の台湾で用いられた建築様式(中国南方のピン南建築様式)
の特徴が現れている。国内においても希少な本格的中国風建築で、大倉集古館
( 1927年築、東京都港区虎ノ門 )と並ぶ本格的中国風建築物です。
平成の保存改修工事では、屋根まわりの形状を創建時の姿に復元するとともに、
耐震補強を行い、あわせて、破損・腐朽部の修繕を実施した。


      
      玄関の丸窓
  「於物魚躍(あゝ満ちて魚踊れりと)」天子を賛美する言葉です。。


   


   


  
  旧御涼亭より眺めた日本庭園。


       


  


   


       
       中の池 カツラの巨樹
   樹高12メートル、幹周り約550センチにもなる巨樹まで育ち、
   『新宿御苑 名木10選』のひとつにも選ばれています。
   樹齢は定かではありませんが、新宿御苑が皇室庭園となる明治
   時代よりもさらに昔、江戸時代の高遠藩主内藤家の下屋敷時代
   からあった木のひとつといわれています。
   木にぐるぐると巻かれた包帯は樹木の治療で、老朽化して痛んだ
   巨樹に対して治療を行っています。園内にあるケヤキやカツラ、
   プラタナスやホオノキなどの大木20本が現在布を巻いて治療中。


  


  


  


 
 中の池の向こうに レストハウス


   
   9:51  あと1時間程の時間しかありません急がなくては。


  
  つつじ山  ( 見ごろは 4月中旬〜5月中旬です )


  


       


  


  


  
  プラタナス並木。
  左右対称に整形されたフランス式整形庭園は、中央にバラ花壇、
  左右に約200メートルのプラタナスを、2組4列の並木にデザイン
  しています。


  


  


  
  フランス式整形庭園へ。


  
  バラ花壇。


  


  


 


  


  


  


  


  


 


 
 イギリス風景式庭園


  


  


  


   


  


  


  
  オオイチョウユリノキの紅葉。


 


  
  10:18  大温室へ。
  10:33  約15分間、活き活きとした植物に癒されました。
        新宿御苑・植物園 ( 2 ) は別に記載。

  
 


 


  
  ジュウガツザクラ
 10〜11月と3月の年2回、花が咲きますが秋の花は春に比べて、
 やや小振りですが、花もちがよく11月いっぱいまで咲き続けます。


    
 ジュウガツザクラは、マメザクラとエドヒガンの種間雑種と考えられて
 いる栽培品種で、江戸時代後期から広く栽培され親しまれてきた桜です。


  
  10:43  そろそろ帰る時間です・・・・・・・・・・・・・・・


  


  


  
  新宿門へ。


  
 10:50  園内滞在約2時間では「 新宿御苑のみどころ 」を全部回る
      ことは出来ず残念でしたが、とっても楽しいひと時でした。
       

  


   
   吉野家で少し早い昼食。


   


   
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