略縁起天平の頃この付近は桑畑でした。和気道隆 ( 和気道善の弟 )が 天平勝宝元年 ( 749 ) 桑畑で怪しい光を見つけ矢を射ると、女の悲鳴が聞こえ駆けつけると、そこに自分の乳母が息絶えていました。道隆は乳母の供養のため 桑の木で薬師如来を刻み、堂宇を建て安置したのが始まりです。その後、二代目住職朝祐法師が、七堂伽藍を建立して、開祖の和気道隆から寺号を「道隆寺」と名付けました。後に弘法大師がこの地を訪れ 薬師如来を刻み道隆の彫った像を胎内仏として納め本尊とし、第七十七番札所として定められました。三代目住職は弘法大師の実弟法光大師、四代目住職は智証大師、五代目住職は理源大師と、高僧が続き栄ました。そのご地震や兵火等で衰退を繰り返すも、代々住職の尽力で再建されています。
金剛力士像。
ご本尊は薬師如来。
七ヶ所まいり 〜七福神なで仏〜 寿老人。
潜徳院殿堂。江戸後期の典医 京極左馬造公の墓所で眼病にご利益があると信仰されています。今日は朝からとても暑くて拭っても拭っても 流れる汗が目にしみます。
眼なおし薬師如来。
納経所は 奥様手造り季節の作品に疲れた心と身体が ほっと癒やされる様です。
道隆寺 御詠歌 ( 1991年4月4日 ) ( 2009年6月14日 )
本尊御真言・・・・・・ おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
札所等・・・・・四国八十八ヶ所第七十七番札所
七ヶ所まいり〜七福神で仏〜 ( 寿老人 )
名称・・・・桑多山 明王院 道隆寺
本尊・・・・薬師如来
宗派・・・・真言宗醍醐派
開基・・・・和気道隆
所在地・・〒764-0022 香川県仲多度郡多度津町北鴨 1-3-30
☎・・0877-32-3577
早朝愛媛県今治市の自宅から高速で香川県へ三十六不動の妙音寺〜八十八ヶ所・弥谷寺〜曼荼羅寺〜出釈迦寺〜出釈迦寺奥之院〜甲山寺〜善通寺〜二十霊場・神野寺〜八十八ヶ所・金倉寺〜道隆寺と10ヶ寺、やっと本日の日程を終え 高速を走り、三木町の ( takata 家 ) 妹夫婦のお宅にお邪魔します。