梅香る ウォーキング  

    ~ 庄内公民館〜実報寺 ・ 志々満梅園 ~



       
クアハウス2月の梅香る ウォーキングは 朝から降ったり止んだりの空模様でしたが
ウォーキングスタートの頃には雨も上がり 用意していた雨具もリユックの お荷物に
今日のコースは天候不良の為 全員庄内公民館から ふるさとこみちを・・・・・・・辿り
実報寺バス駐車場迄の3kmコースとなりました。ウォーキング終了後 志々満梅園へ
バス移動 お昼のお弁当です。天満宮では 温かいあめ湯のお接待も有りました。



午前8時15分、大西支所より送迎バスにて クアハウスへ、9時15分、準備体操・トイレ。
9時30分、クアハウス出発。


   
9時45分頃、庄内公民館到着。 ふるさとこみち〜 ②㉜㉚㉛㉙㉝㊱㉞㉟㉚〜
ゴール 実報寺 ( バス駐車場 ) まで 天候不順の為 全員 3kmコースのスタートです。


   
何気なく歩いていたので ② 番の 宝塔 ( ほうとう ) さんは 何処だつたのか・・・・・・ !!


   


   
32番、象耕庵 ( ぞうこうあん ) 本尊は観世音菩薩、明治初年必明小学校を開校、
大野宮村の子弟の学舎と村役場を併設し 戸長が行政の任に当たっていた。 又、
旧の庵 ( 西方 150m位 ) では、聖帝山実報寺 第一世 恵隠法師が7年間造営を
した話や、第34代 舒明天皇御体息の伝説もある。
天保年間 現在地に移された。地区民の信仰を集め現在に至っている。

   
    


   
30番、大野開拓の祖。このお塚さんは 大野ヶ原を開拓したご先祖さんの墓である。
二柱あり、夫婦か 親子の墓かは定かではない。 実報寺造営より 50〜60年後の
縁起と思われる。明治年間には お盆に花火大会を、又 昭和初期迄 四万六千日に
提灯を沢山灯して供養していた。


    


   
31番、大野神社。
祭神は、素盞嗚命 ( スサノウノミコト )、 櫛稲田姫命 ( クシナダヒメノミコト ) 、
大己貴命 ( オオナムチノミコト ) の 三神で 宮内神社の 末社である。
建造年月日は定かではないが 120年前暗いと思われる。戦後しばらくは老木が
生い茂り鎮守の森の様相を保ってきたが 台風のため現在のたたずまいになつた。
地区民の信仰は厚く、秋祭りには 子供御輿でにぎわう。


    



電柱の横から入る 29番、いずん堀は道が雨で泥濘んでいる為 道路沿いから眺める。


    
29番、いずん堀 。 庄内は 下から上へと坂道が続く地形、自然の湧き水を溜めた
いずん堀 ( 小さな溜め池 ) が下部落には点在し昔の米作りの名残をとどめている。
現在 庄内地区に 八つの いずん堀が確認されている。




   


   
33番、樋の子塚。小石多数を積み上げ、五輪塔 8基がまつられている。
なお緑泥片岩が200個位含まれ墨字の記されている供養石も多数発見されている。
縄文、弥生土器片、須恵器、瓷器、陶器、磁器、瓦器片も出土し焼き物の歴史を
見る様、さらに鉄滓も同時発見され類を見ない特異な塚である。
( 長さ 13m、巾 平均 4m20?、高さ 平均 70? )


   



     


     
36番、石積古墳。直径 5m、高さ 2m 位で 「大塚」とも呼ばれている。
なおこの塚を整理中に多数の貝殻が出土した。東予地方では珍しい古墳形態を
している点で識者の注目を引いている。

   
   
脇道から道路に出る。             黒い板塀から覗く椿の花に疲れを癒す。


        
34番、おやまはん常夜灯。博識で かつ子供達をこよなく愛した修験者の霊を 祭った
ともいわれ、昭和初期までは霊を慰めるため 子供達による奉納相撲が行われていた。
傍らの常夜燈は、ここから金毘羅、荒神、天神の各神社へ通じる道であったので、
信仰厚い有志によって建立されたものと思う。


   


   
35番、興雲庵・梅莟小学校跡。
創建は 享保年代 ( 1716 ) といわれ、本尊は阿弥陀如来をおまつりしてある。
高さ 81?、元禄6年 ( 1693 ) の銘がある。木彫 生木造り 漆箔を施してある。
明治初期に梅莟小学校として学問の場となり、戸長役場として使用された事もある。


   

   
   



   




   


     
     ゴール 実報寺前にて ゼッケンのチエック。


   



実報寺。3月末から4月はじめにかけて 小林一茶も訪れた 実報寺の一樹桜が
境内いっぱいに美しく咲き誇ります。   ⇒ 昨年3月31日、バイクで桜見物に
⇒ 2011年4月4日、孫達と一緒に 新四国曼荼羅霊場 第三十五番 実報寺へ参拝


   
  午前10時45分頃、実報寺バス駐車場より 志々満梅園 ( 網敷天満宮 ) へ出発。


      ~ 志島ヶ原梅園 ・ 網敷天満宮



    



実報寺より 約25分、志島ヶ原 の海岸側駐車場に到着。
先ずは 梅の下で お昼のお弁当 ( 温かい うどんも販売していました )
温かいあめ湯のお接待は 身も心もポカポカと、梅の花に癒されました。


   
網敷天満神社 正面入り口 大鳥居前を バスは左に曲がり 海岸側の駐車へ。


   
   ⇒ お台場 ( 砲台 ) 跡地           桜井海岸


   
海岸側の大鳥居から 志島ヶ原 松林〜 網敷天満宮〜正面大鳥居へと続く。


   
                ⇒ 国指定 名勝 志島ヶ原


   
   松林を抜け。



    


    


    
       元県社 綱敷天満神社畧記      ⇒ 拡大    
    

   


       



   
   テレビ局のお姉さんも撮影に。



                  ⇒ 天神さまと牛


    


   
温かい あめ湯のお接待 ご馳走様でした。


        



   
   ここでは 梅の若木を育てています。


   
   綱敷天満宮梅林入り口。



   



   


   
梅には 和服 ( 道行コート ) が いいですね。


   


   
本日のウォーキング ( 歩いた距離 → 5.2km、歩いた歩数 → 9274歩 ) でした。

     ⇒ 2010年2月14日、志島ヶ原梅林〜綱敷天満〜衣干岩へ
⇒ 2011年2月13日、志島ヶ原梅林園へ。 ⇒ 2011年2月13日、西条市梅まつりの様子
     ⇒ 2013年2月24日、Himachan と綱敷天満宮観梅会へ
⇒ 2013年3月3日、じいちゃんとの西条市民の森梅まつり は これが最後になりました。