新四国曼陀羅霊場 桜  第51番 龍澤寺 ( 2011-04-09 ) 4

      新四国曼荼羅霊場 第五十一番 禹門山 龍澤寺


略縁起 禹門山龍澤寺は末寺五十六ヶ寺に及ぶ曹洞宗総持寺派中本山の巨刹である。
創基は今から六八〇年前 中尾坂城主平采女正吉貞の発願により 徳翁正呈禅師が
開山し古奈良谷にあった。その後島津七代目元久の長男仲翁守邦禅師は大島津の
財力をバックにこれを再興した。
現在の地に梵刹を移し龍澤寺と改めたのは 五八〇年前、時の住持蒲庵和尚が
竜ヶ森城主 魚成豊後守平通親の協力によって 七堂伽藍軒を交える今日の規模を
みたものである。 
偃月橋、仁王門、山門、中雀門、本堂、禅堂、接賓、一義堂、新方丈、庫里、経藏
などその坪数は3700坪に及ぶ県下最大精舎である。


 
 第52番札所 永照寺から、第51番札所 瀧澤寺まで 約7.9Km、15分程で滝沢寺
 緑地公園駐車場に着きました。寺院の広さ、荘厳な空気に圧倒され通しでした。


   
石標。 曹洞宗 別格地 禹門山 龍澤寺 ( くもんざん りゅうたくじ )


 
 滝沢寺緑地公園の隅 ( 駐車場 ) に車を止めて。


 


   


 
 偃月橋の傍に 杖が用意されています。    橋の横に 龍澤寺境内案内図


 


 
 偃月橋から 仁王門、山門へと続く参道には びっしりと石畳が本堂まで続いています。


 
 仁王門の前に六地蔵、門標 左側「魚躍禹門淵」 右には「鳥巣堯野樹」と。


 
 仁王門を入って振り返ると、すっきりとしていて また良いものです。


       
       杉木立の参道の先に山門が。


 


 
 山門の大きさに圧倒されそう。


   
   先に上った じいちゃんは 山門のベンチで 一休み。


 


 
 中雀門。「新四国曼荼羅霊場第五十一番札所」の門標が掛っていました。


 


 
 本堂。


 
 本堂の障子戸を開けると・・・・・・・・・スケールの大きさは本堂内部まで。


 


 


    
龍澤寺本尊 御影      寶印 ( 2011年4月9日)      寶印 ( バインダー )


 御詠歌・・・・ 禹門山 天に登れば 龍澤寺 釈迦三尊の 智慧にあまねく
 札所等・・・・ 新四国曼荼羅霊場 第51番札所
 名称・・・・・ 禹門山 龍澤寺 ( うもんざん りゅうたくじ )
 本尊・・・・・ 釈迦三尊仏
 宗派・・・・・ 曹洞宗
 所在地・・・・ 愛媛県西予市城川町大字魚成七六四
 ☎・・・・・・ 0894-82-0016


   


 
 禅堂。


   
   禅堂の中。


 
庫院の中に納経所が有りましたチャイムを押しても、声をかけても返事が有りません
仕方なく バインダーの1枚と 寶印帳には 又来る機会が有ればと印だけいただきました。


      


 


 


 


 


 


 


 
 あちらこちらで ふと感じる お心使いに感謝。とっても素晴らしい寺院と風景に感動。
下におりて お店の方に お寺さんに 誰もいなかった事を話すと、御住職が入院されて
誰も いらっしゃらないのでは との事でした。
御住職の病気が一日も早く良くなられる様 心から お祈り致します。
滝沢寺緑地公園へ上って見たかったのですが、あと3ヶ寺頑張らなくては。