明堂さん

昨日、配布された今治の広報誌3月1日号を見ていた じいちゃん、
明堂さんが載っとるぞと、(知ってる? いまばり) と題して、
八股さん (明堂さん)が紹介されていました。
今日は 早目に昼食を済ませ、鈍川せせらぎ交流館へ、重茂越えの途中
何時も明堂さんの方を見て まだ お堂は有るのだろうかと噂をしていたので、
途中下車をし、およそ40年振りに明堂さんさんへ。


     
大西町から玉川町へ通じる県道163号線、重茂山の山腹カーブの手前から見た景色。


   
現在は県道163号線を自動車で 案内板の処から 少し下ると左手には 従来の参道が。


     
昔 大勢の参拝が大井の浜(現在 来島どっくの辺り)の船着き場から、
大井駅 ( 現在の大西駅 )から、人の帯が出来る位の、お狸さん人気だったそうで、
おおばあちゃんも( 私の母 ) 自動車の少なかった戦争前、この長い道のりを歩いて
お参りしたそうです。 じいちゃん ( 主人 ) の お婆さんは 明堂さんで、お灸の点を
おろす手伝いをしていたそうです。


   
参道脇の朽ち果てた家や 参道は綺麗に お掃除がされていて気持ちよくお堂に着く。


     
このお堂は、南北朝時代の昔 ( 延元三年ー1338− ) この地で 崩御された
後醍醐天皇の第六皇子 尊真新王の霊を祭るために、天正年間 ( 1573 ) に
重茂山城主岡部十郎らが創建、仏像を安置したのにはじまると言われています。


           
           明堂菩薩の扁額。


     
お堂内部は綺麗に整頓されていて、中央には明堂菩薩が安置され、天井から
吊るされた大提灯は、昔の栄華を感じさせる。
お堂の右側には、可愛い椿の花が微笑みかけている様です。


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