遍路旅道中記 2009・5・24

☆午前5時小鳥のさえずりで目覚める、朝食まで 朝靄の太平洋を眺めながら宿周辺を散歩 木々の間から鶯の鳴き声が心地良く 空気が オイシイ(^−^)

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☆宿の脇には じいちゃんの大好きなヤマモモが青い実をイッパイつけ熟すのはもう近い。6時30分朝食を取り7時8分ガイドブックの遍路道へは行かないで保安林の続く道を抜け 元来た道を四万十市中村まで引き返し 国道56号線を幾つものトンネルを抜け宿毛市

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☆第39番札所 赤亀山 寺山院 延光寺に 8時27分到着 じいちやんは先ず仁王門を入った所にある鐘を撞く、広々とした境内 鯉の泳ぐ池と庭園 目洗いの井戸、 山号が由来になっている鐘楼を背負った亀など個性のある札所から愛媛県愛南町へ 8時58分出発。
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                     ☆約40分 9時37分に着く第40番平城山 薬師院 観自在寺は、発心の第一番札所 霊山寺から結願の第88番札所 大窪寺を目指すちょうど中間地点だそうです。             ☆風格のある仁王門 本堂 大師堂共に新しくてどっしりとした構え、境内にある八体仏12支守り本尊の 卯とし文殊菩薩にじいちやん 辰巳とし普賢菩薩にばあちゃんが水を掛けて健康を祈願。                                                       ☆次の札所へ国道56号線を20分程走ると南レク城辺公園辺りから なぜか車の渋滞が続きレジ袋やバケツを手に持った親子ずれ等の大勢の人の波が(翌日の新聞に「愛南大魚まつり2009」、のイベント御荘湾立て干し網は湾を網で仕切ってプリやマダイなど2万2千匹アサリ2.2トンを放流に 県内外から訪れた約2万5千人が初夏の休日を満喫したと報じられていた。宇和島郊外で県道31号線に少し走り狭い遍路道に入ると鳥居が出迎える札所に11時33分にやっと到着。

☆第41番稲荷山 護国院 龍光寺は その昔稲荷大明神が本尊であった、明治初年に神仏分離令が配布され もとの本堂が稲荷社に一段下がった所に新しく本堂が建てられ十一面観音像が祀られている。 参拝後鳥居横のお店に菅直人さんの色紙が、以前ローカルテレビや新聞で 民主党菅直人さんが八十八ヵ所巡礼のニュースは目にした事が有った、忙しい合間を歩き遍路歴五年で まだ結願はされて無いそうです  でも続けられている事は素晴らしいですね。  ここで昼食を済ませ 12時36分次の札所へ出発

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                            ・                     ☆およそ10分走ると 静かな田園の中 第42番 一果山 毘廬舎那院 仏木寺に着く、門前で何十年もアイスクリームを売っている おじいさんが仁王門に一番近い場所に車を誘導     ☆古い茅葺屋根の珍しい鐘楼堂で じいちゃんは 今日三つ目の鐘を撞く。お寺には珍しい道祖神、あどけないお顔が愛らしい。 札所前の県道31号線に並行して 四国横断自動車道が建設中である、昨日通った谷合で見たクレーンを据えた高い橋脚に繋がっているのだろうか、完成すれば便利になるのは言うまでもない。其れから じいちゃんは やっぱり  アイスクリーム買っちゃいました・・・・・

                       ・                     ☆県道31号歯長トンネルをくぐり急カーブとトンネルの続く道を進むと西予市へ更に少し走ると宇和町 第43番 源光山 円手院 明石寺に13時40分に着く、どの堂も屋根が赤銅色で本堂の妻飾りの彫刻が美しい、大師堂下に夫婦杉、じいちやんに納経所へ先に行ってもらって納経所上の しあわせ観音にお参りをする。
☆本日最後の札所へ14時11分出発、カーナビの案内で高速西予宇和ICから松山自動車道へ 内子五十崎ICで下り44番札所へ向かう予定だったのが カーナビは松山ICへ誘導、高速を下り33号を久万高原町へ更に県道12号を杉木立の細い道を往くと第44番菅生山 大覚院 大宝寺 へ15時47分所要時間1時間30分余り約2倍半の距離を走り到着(カーナビの頼り過ぎは!!)薄暗い木立の中 石段を上ると両側に鐘つき堂が有り、じいちやんは今日最後の鐘(左側)を撞く青い銅板葺き屋根の美しい本堂、総檜作り、宝珠寄棟銅板葺きの立派な御影堂を参拝、納経所下には巨大なわらじが奉納されている仁王門が鬱蒼とした中に在る。
納経所で白衣の朱印をもらって 33番が抜けていることに気が付く納経帳と軸は問題なし、3点で千円支払ったはずなので電話を掛け最後の88番巡拝後に郵送し印をお願いする。そそつかしいnobubacan最後にヤッチャイマシタ!!