略縁起 観音崎は 古くは、牛渚 ( 牛ヶ崎 ) と呼ばれ沖合は常に風波が激しく航行の
困難な場所でした。大同年間 ( 806年〜810年 ) 弘法大師は これを憐れんで大慈の
観音の尊像を刻んで波間に安置し海上の守りとした。そのため人々は 観音崎と呼ぶ
ようになった。
この尊像は木像で身長一尺7寸 ( 約51.5cm ) 蓮台の 救世 ( くぜ ) 観音でした。
この菩薩は等覚無垢、三世に亘る利益無辺の霊佛で、胎卵湿化の生類まで その
慈悲を施し一度この像に帰依した人は終生の厄難を逃れるという。
① 御開帳 パンフレットより ② 30年前の御開帳の様子。
③ 観音堂の由来 御汐亀松ものがたり
今治港第3桟橋より 9時30分発⇒岡村港10時25分着の高速艇に乗る。
高速艇は 10時25分 岡村港に着岸。観音崎へと急ぐ。
内藤酒店は 元造り酒屋さんだったそうです。御開帳の11時にはまだ余裕があるので・・・
むかし使用していた酒樽 ( 商標譽鶴の銘あり ) 八木酒造に融合したそうです
かってのゲストハウス。石灰石採掘の盛んな頃には事務所として使用されていたそうです
かって酒造場にあった大エントツの名残が。一枚石の塀は珍しく栄華の象徴でしょうか。
母屋。かって玄関の戸が外されて 大きな酒樽がゴロゴロと運び出され干されていたとか。
お庭には すごーくでっかい鍾乳石。 お庭の木が生け花の形になっているとか。
酒蔵と昔を偲ばせる中庭等を拝見しました。
そろそろ御開帳に、じいちゃんを追っかけて。
きつい上り坂の参道を息を切らせて観音堂へ。
11時30分 御開帳庭儀 ( 読経 ) お焼香が終わり観音堂の外から秘仏済世観音を拝観。
阿弥陀堂の前で甘茶を戴く。
阿弥陀堂でお参り。
歌碑 作詩・作曲 レーモンド松屋 安芸灘の風 発祥地です( 五木ひろしも歌っています )
港に着き屋台でサザエの焚き込みご飯とサワラの刺身で昼食をとる。
向こうに見えるのが観音崎、あの先端へ登ったんですね。
午後1時20分着のヘリーが到着。午後1時30分発の今治行きに乗る。
観音崎全景。
岡村港を後に 一路今治港へ。