今治市内からの帰り、どうせ帰ってウォーキングをするのだからと思って今治城へ。
お天気もいいので まずは観覧券を購入、天守閣へ。石鎚連峰 ( 石鎚山 ) の方向は
逆光でハッキリと石鎚山を捉える事が出来ませんでした残念。
今治城は 江戸時代の始めに、藤堂高虎によって築城された全国的ににも珍しい
海水を引き入れた海城 ( 海岸平城 ) です。天守は昭和55年 ( 1980年 ) 再建されました。
城と藤堂高虎像。
天守閣。
天守閣観覧券売り場入り口。
天守/御金櫓/山里櫓/鉄御門・武具櫓 共通観覧券を購入 。
天守閣へ。 スタンプラリーにも挑戦。
吹上小学校 ( 旧美須賀中学校跡地 )
今治港方面。帰りに寄ってみましょう。
今治城櫓巡りスタンプラリー。 1番天守でスタンプを押しました。
御金櫓では 今治が育んだ作家たちの作品を展示していました ( 中は撮影禁止 )
3番 山里櫓は古美術館に ( 素晴らしい仏像も展示されていました )
狭間 ( さま ) から お堀を覗く。
狭間は壁面に開けられた小窓でここから鉄砲や矢を放ちます。
外側の口を小さく、内側の口を大きく作っています。
敵兵から射撃されにくく、内側からは鉄砲や弓を幅広く発射
することが出来ます、また石垣の上にある狭間は、敵兵を狙い
やすいように下に向けて造られています。
入り口で 今治城 鉄御門のパンフレットいただきました。
プレゼントは今治城のポストカードです。
石落 ( いしおとし )
石落は、床に開けられた細長い蓋つきの穴のことで、ここから石を落としたり
鉄砲を撃ったりして、下にいる敵兵を攻撃します。
この鉄御門のように門の上に櫓を載せた櫓門では、門を突破しようとする敵兵を
攻撃するため、扉の真上に石落が設けられいいました。
格子窓。
格子窓は、敵兵の侵入や矢玉を防ぐために太い格子をつけた窓の事です。
格子の間隔は、敵兵の頭が入らず、かつ内側から鉄砲を撃ったり矢を射る
事ができる幅で作られています。
枡形虎口。
枡形虎口とは、石垣や土塁で囲った四角形の広場 ( 枡形 ) を伴う城の出入り口
( 虎口 ) のことです。それまでの枡形虎口には一つしか門がありませんでしたが
藤堂高虎は今治城において、外側に高麗門、内側に鉄御門という二重構えの城門を
設置しました。さらに高虎は、枡形の三方に長屋状の櫓 ( 多聞櫓 ) を巡らせました。
敵兵が枡形に侵入しても周りの多聞櫓からの集中攻撃で全滅させることができる
史上最も強固な虎口を考案したのです。
日本で始めて試みられた今治城での枡形虎口の形式は、その後、江戸城や大阪城
などの徳川幕府の主要城郭にも採用されていきました。
今治城櫓めぐり観覧を終えて、次はお城の左側 吹上神社へ。
南の隅 ( 稲荷神社奥 ) から二の丸へ。 樹の根元に三角点。 ⇒ 拡大
記念碑。
大正十一年十月二十二日 皇太子殿下 ( 故 昭和天皇 ) 御野立の所。
「 首倡功」 ⇒ 今治綿業の父 矢野七三郎について
内堀りから天守を仰ぐ。
山里櫓と天守閣。
史跡 今治城跡 石標。 昭和二十八年十月九日 県指定。
海水流入口。
船を模したデザインの建物 「みなと交流センター」
老朽化した今治港港湾ビルを建て替えています。
ここには小型底びき網漁船が総数約200隻停泊しているそうです。
歩いた歩数・・・8878歩。 歩いた距離・・・5.4km >