新四国曼荼羅霊場 第二十九番 龍宝山 明正寺
略縁起 当黒島の地は、延喜格式にも記載されています。
1200年前、斉明天皇、大田姫 ( 大海人皇子の妃 ) が、船で九州行幸の途次、
黒島沖で大田姫産気ずかれ、黒島の地に上陸、黒島神社に祈念、
大海人皇子の第一皇女を出産された。
以来、黒島神社、明正寺 ( その当時は西法寺 ) ともに安産祈願の寺になる。其の後
寛永二十年皇帝より高野山龍光院を通じ勅許が下り、
第百九代明正天皇 ( 第二代徳川秀忠の孫でもある ) の病気平癒祈願を命じられる。
以来寺号も明正寺と号す。
現在では、明正天皇の御尊餽と観世音菩薩が当寺の御本尊として祀られています。
山間の札所から 段々と下り、 次の札所は、多喜浜漁港 近くにの 第29番札所 明正寺へ。
楽しみにしていた 門前の明正寺桜は もうすっかり葉桜に。
( 早咲きの桜で3月中旬が見頃 )
新四国曼荼羅霊場 第29番 龍寶山 明正寺山門。
山門の 山号「龍寶山」の扁額と、裏側は 五鈷杵の彫刻。
本堂へ案内して下さり 奥様から お茶とお菓子のお接待を受けました。
明正寺本尊 御影 寶印 ( 2011年4月10日 ) 寶印 ( バインダー )
御詠歌・・・・ 海よりも 深き誓いを たのみなば 心のはなも やがて開かん
札所等・・・・ 新四国曼荼羅霊場 第29番札所
名称・・・・・ 龍宝山 明正寺 ( りゅうほうざん みょうしょうじ )
本尊・・・・・ 聖観世音菩薩
宗派・・・・・ 真言宗 善通寺派
所在地・・・・ 愛媛県新居浜市黒島二丁目七-七〇
☎・・・・・・ 0897-46-3039
4月8日 お花まつりの 花御堂が。
お釈迦様 御真言 ( ナゥマク サンマンダ ボダナンバク ) が添えてあります。
明正寺を後に 本日最後の霊場 第30番 萩生寺へ向かいます。